県政一般・報道提供資料

米子保健所管内の保育園におけるRSウイルス感染症の集団発生

2023年06月21日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症担当 
電話番号:0859-31-9317  FAX番号:0859-34-1392

内容


6月21日(水)、米子市内の保育園から西部総合事務所米子保健所に「多数の園児に咳、発熱の症状が発生しており、有症状者からRSウイルスが検出されている。」との報告があった。

患者発生状況(6月21日(水)午後3時時点)

区  分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園   児
14名
8名
8名
職  員
16名
0名
0名
  施 設 名:角盤にじいろ保育園(鳥取県米子市角盤町1丁目27番地2)
  代表者名:管理者 上杉 伸正(うえすぎ のぶまさ)
 主な症状:咳、発熱  重症者なし
  発 症 日:6月15日(木)
  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者
        が発生した場合をいう。

※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応


1)施設での二次感染防止対策の徹底の指導
2)園児及び職員の健康調査の継続

<RSウイルス感染症(5類感染症)>
    ○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
    ○通常RSウイルスに感染してから2〜8日、典型的には4〜6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日続きますが、数日〜1週間で軽快します。
    ○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染します。
    ○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こします。
    ○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が必要です。
    ○鳥取県感染症流行情報第24週(6月12日〜6月18日)によると、西部地区で流行、中部地区でやや流行、東部地区で散発となっています。
<RSウイルス感染症の感染予防>
    ○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。
    ○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
    ○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。
※この資料は、米子市政記者クラブにも提供しています。


最後に本ページの担当課
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