県立喜多原学園給食調理における異物混入について
2023年06月02日提供 資料提供
提供課等:子育て・人財局家庭支援課
担当/係名:児童養護・DV室
電話番号:0857-26-6150
FAX番号:0857-26-6151
令和5年5月29日(月)に県立喜多原学園の入所児童等に提供している給食に、異物混入の事案がありましたので、状況と対応について報告します。
事案の確認後、学園職員が、異物混入のあった給食の対象となった児童14名の健康観察を行いましたが、6月1日時点では健康被害は認められず、児童及び保護者に説明と謝罪を行いました。継続して児童の健康観察を行うとともに、調理委託業者への異物混入に対する再発防止の徹底及びチェック体制の強化を図り、適切な管理運営に努めてまいります。児童及び保護者並びに関係者の皆さまにはご心配とご迷惑をお掛けし、心からお詫び申し上げます。
発生日時
令和5年5月29日(月)の昼食用の給食(異物混入は児童1名の食事で確認)
場所
鳥取県立喜多原学園(米子市泉706)
経緯
・5月29日の給食(昼食)時、児童が白飯を茶碗によそったら、糸状の金属片らしき破片(1センチメートル程度)が混入しているのを確認。
・児童から報告をうけた職員は厨房及び次長に報告。一旦、児童の食事は中断。
・厨房で確認をしてもらったところ、前日の夕食の後片付けの際に厨房で焦げた釜を洗う時に使用した金入りスポンジが炊飯器に誤って混入した可能性が高いとのこと。
・破片を取り除き、ほかに異物がないことを確認したため、食事を継続した。
事案確認後の対応
・金たわしは、調理員の私物であり、調理器具等は委託業者において定められたものを使用し、今後は私物を使用しないよう確認した。
・6月1日(木)、異物混入の発生について、米子保健所の現地確認を受けた。米子保健所からは、喜多原学園の異物混入マニュアルにおける保健所への連絡に関する記載が不十分と指摘され、異物混入が発生した場合は、速やかに保健所に連絡することをマニュアルに明記した。
・6月1日(木)、児童及び保護者に状況説明及び謝罪を行った。
再発防止
調理委託業者に対して、社員教育の徹底の指示のほか、今後の再発防止策に係る報告の依頼を行った。
併せて学園職員に対して、異物を確認した際は直ちに食事を中断し、保健所と連絡を取りながら適切な対応を行うこと、また、他の機関にも情報を共有し、同様な事案が生じないよう調理業務に関する点検を実施するよう指示した。(他の機関では金物たわしを使用していないことは確認済)