(1)先週金曜日以降の死亡・重症事例(死亡0件、重症0件)→今年度累計 死亡3件、重症24件
(2)今年度(4月3日〜8月27日)の搬送状況 ※( )は昨年同期
○救急搬送人員数 578人(502人)
・世代別 高齢者360人(298人)、成人147人(140人)、少年66人(62人)、乳幼児5人(2人)
・症状別 死亡3人(1人)、重症24人(13人)、中等症229人(224人)、軽症321人(259人)、その他1人(5人)
(3)先週1週間(8月21日〜8月27日)の搬送状況 ※( )は昨年同期
○救急搬送人員数 41人(18人)
・世代別 高齢者28人(8人)、成人11人(8人)、少年2人(2人)、乳幼児0人(0人)
・症状別 死亡1人(0人)、重症1人(0人)、中等症17人(4人)、軽症22人(14人)
・
熱中症による救急搬送、死亡事例、重症事例がいずれも昨年度を上回っています。
9月に入りましたが、今後も例年より暑い日が続くことが予測されていますので、自分の身を守り、家族や周囲の命を守るため、熱中症対策を心がけてください。
・高齢の方が日中に1人で屋外に出られて熱中症になり、発見が遅れて死亡・重症化する事例が相次いでいます。
高齢になると温度に対する感覚が弱くなり、自覚症状が現れないうちに熱中症になる危険があります。
特に高齢の方は暑い時間帯の外出をできるだけ避け、周囲の方も意識的に声かけを行うようにしましょう。
・こまめな水分・塩分補給を行うとともに、適度な休憩を心がけましょう。
・屋内にいても熱中症で救急搬送される事例が多くあります。昼夜を問わず、エアコンや扇風機を上手に使用して室温調節し、こまめに水分補給しましょう。
・体調がすぐれないときは、家族や近所の方にそばにいてもらいましょう。
・疲れや睡眠不足、朝食抜きは熱中症になりやすくなるので、日頃から健康管理を心がけましょう。
・無理のない範囲で軽い運動や入浴で意識して汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。