県政一般・報道提供資料

倉吉保健所管内における腸管出血性大腸菌感染症の発生(第1報)

2023年09月14日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所倉吉保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858-23-4803

内容

9月14日(木)、倉吉保健所管内の医療機関から腸管出血性大腸菌感染症の発生届出がありました。
なお、令和5年の本症の県内発生は8例目です。

患者の状況

項  目
内  容
患者
幼児(男性)
住 所 地倉吉市
菌の種類
腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生)
経  過
9月11日 腹痛、下痢、血便あり、医療機関を受診。便検体採取。帰宅。
9月14日 便検査により、腸管出血性大腸菌O157(ベロ毒素産生)検出。

今後の対応

倉吉保健所において、感染源や他の有症状者の有無等について調査を行うとともに、二次感染 予防の徹底を図っていく。

※ 患者のプライバシーの確保に十分な配慮をお願いします。

  報道機関各位におかれましては、以下の啓発についてよろしくお願いします。



食品の加熱は十分に行ってください。
○調理をする際、食事の前には、十分に手洗いをしてください。
○下痢症状があった場合は、排便後の手洗いを十分に行うとともに、速やかに医療機関
を受診してください。
○焼き肉・バーベキューの際のトング等の使い方で、生肉と焼けた肉等の共用は避けま
    しょう。

参考事項

1 腸管出血性大腸菌感染症の令和5年における発生状況
(令和5年1月2日から令和5年8月27日)
○全国:2,176名

2 鳥取県の状況(令和5年9月14日現在)           (単位:人)
区  分1月2月3月4月5月6月7月8月9月101112
平成28年
5
(4)
3
(1)
6
(1)
1
1
(1)
16
(7)
平成29年
1
(1)
1
1
(1)
7
(3)
5
(2)
1
4
(3)
1
(1)
21
(11)
平成30年
3
1
4
(2)
9
4
1
22
(2)
令和元年
1
1
(1)
6
(1)
1
2
4
(1)
3
(2)
4
2
(2)
24
(7)
令和2年
1
2
(1)
7
(1)
2
3
(2)
7
(4)
3
(1)
1
26
(9)
令和3年
1
3
(2)
1
(1)
2
(1)
2
(1)
9
(5)
令和4年
2
(2)
1
2
3
3
(1)
3
14
(3)
令和5年
1
5
2
8
*( )内数は健康保菌者、再掲。


令和5年の発生状況(令和5年9月14日現在)

一連
番号
管轄事務所
性別
症状の有無
菌 型
検出月日
第1報
発表日
1
米子保健所
有症状者
O157
628
628
2
鳥取市保健所
有症状者
O157
84
84
3
倉吉保健所
有症状者
O157
87
87
4
倉吉保健所
有症状者
O157
89
89
5
米子保健所
有症状者
O157
8月11日
8月11日
6
鳥取市保健所
有症状者
O157
8月21日
8月21日
7
米子保健所
有症状者
O157
9月5日
9月5日
8
倉吉保健所
有症状者
O157
9月14日
9月14日


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