県政一般・報道提供資料

令和4年度鳥取県文化功労賞知事表彰受賞者の決定

2022年11月21日提供 資料提供


提供機関

提供課等:地域づくり推進部文化政策課   担当/係名:アート活性化担当 
電話番号:0857-26-7134  FAX番号:8108

内容

鳥取県では、県民文化の向上発展に資することを目的として、優れた文化芸術活動により広く文化の振興に功績のあった方の功労を称えるために、平成15年度から鳥取県文化功労賞知事表彰を設けており、今年度は、下記の2名の受賞が決定しました。

1 受賞者について(年齢順)


氏名(住所地)

分野

年齢

功績概要

中尾(なかお)廣太郎(ひろたろう)氏
(鳥取市)

美術(洋画)

73歳

永年にわたり芸術活動に精励され、洋画家として多数の優れた作品を発表されるとともに、県内画壇の中心となり洋画の普及発展に努めるなど、本県の文化の振興に貢献している。

岸本(きしもと)章(あきら)氏
(鳥取市)

美術(日本画)

71歳

永年にわたり芸術活動に精励され、日本画家として多数の優れた作品を発表されるとともに、後進の育成や鳥取県美術展覧会への協力等を通じて本県の文化の振興に貢献している。

2 表彰式

詳細は、後日、改めてお知らせします。

3 受賞記念巡回展の開催

受賞者の功績を紹介するための巡回展を以下のとおり開催予定です。
 米子市美術館    令和5年2月23日(木)〜26日(日)
 倉吉博物館     令和5年3月1日(水)〜5日(日)
 鳥取市文化センター 令和5年3月9日(木)〜12日(日) 

参考 受賞者略歴

・中尾廣太郎氏
 大学卒業と同時に作家活動に入り、昭和46年に鳥取県美術展覧会県展賞を受賞するなど、早くから実力を認められ、以来現在まで画業に専念して、精力的に個展やグループ展を行っている。
 個性的な画風で知られ、全国公募展での受賞歴のほか、全国の美術雑誌でたびたび取り上げられるなど、高く評価されている。また、歴史ある全国公募の美術団体・東光会で審査員などを務めるなど、全国的に活躍している。
 県内では、鳥取県美術展覧会審査員や、鳥取市民美術展の運営委員、審査員を幾度も務めるほか、平成28年に設立した鳥取洋画家協会の会長に就任し、但馬地域の洋画家との交流や合同展の企画を行うなど、まとめ役として県東部の美術界を牽引している。

・岸本章氏
 日本画の川崎春彦氏に師事し、全国公募展への出品を続け、昭和57年に日展で初入選して以来、現在まで20回以上の入選を重ね、平成11年に菅楯彦大賞展で大賞受賞、平成22年に日展特選を受賞するなど、全国的に高い評価を得ている。
 自然に恵まれた山陰の風景や人物画を主なテーマとして、県内外で個展活動をほぼ毎年精力的に続け、近年はイカ墨顔料を用いて鳥取の魚介類を描く新たな表現にも挑戦している。
 鳥取県美術展覧会の運営委員及び審査員を長年務め、県内の美術振興に大きく貢献するとともに、絵画教室等で初心者から上級者まで幅広く後進の指導を行うなど、地域への普及育成の面においても尽力している。


最後に本ページの担当課
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