県政一般・報道提供資料

中部総合事務所福祉保健局管内におけるE型肝炎の発生

2019年09月17日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所福祉保健局   担当/係名:健康支援課医薬・疾病対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858-23-4803

内容

9月13日、西部管内の医療機関からE型肝炎の発生届出がありましたのでお知らせします。なお、令和元年の本症の県内発生は1例目です。

患者の状況

項目
内容
患者
70歳代 男性
住所地 東伯郡
経過8月31日  全身倦怠感出現。
9月2日  医療機関受診。
   4日  紹介により別医療機関受診。黄疸出現。血液検査実施。
  13日  血液検査の結果、E型肝炎と診断。
       ※現在、快方にむかっている。

今後の対応

中部総合事務所福祉保健局において、感染源や他の有症者の有無等について調査を行うとともに、感染拡大防止を徹底する。
  ※患者のプライバシーの確保に十分な配慮をお願いします。

報道機関各位におかれましては、以下の啓発についてよろしくお願いします。

〇豚レバー、豚・シカ・イノシシ等の肉の生食は避け、十分に加熱してください。
〇海外において、衛生状態が悪く飲用水の管理が悪い地域では、生水、氷、生肉、生野菜、果物などから感染する可能性があります。十分加熱調理してあるものを食べましょう。
〇妊婦や高齢者の方は特に注意が必要です。(E型肝炎ウイルスに感染すると、劇症肝炎を発症しやすく、死亡率が高いという報告があるため)
〇調理をする際、食事の前には、十分に手洗いをしてください。

参考事項

1 E型肝炎の令和元年における発生状況(令和元年9月1日現在)
                                         (単位:人)
区分
平成26年
平成27年
平成28年
平成29年
平成30年
令和元年
全国
154
212
356
  303
442
  354
鳥取県
0
1
5
2
2
0


 2 E型肝炎について
  〇本症は、E型肝炎ウイルスによる急性ウイルス性肝炎です。
  〇海外の途上国では主に生水を介した水系感染ですが、我が国では汚染された食品や動物の臓器や肉の生食による経口感染が指摘されています。
  〇ヒトからヒトへの感染は、くしゃみなどによる飛沫感染や接触による感染は報告されていませんが、輸血による感染例が報告されています。
  〇潜伏期間は平均6週間(2〜9週間)で、症状はA型肝炎と類似しています。発熱、悪心・腹痛等の消化器症状、肝腫大、肝機能の悪化(黄疸等)が現れ、大半の症例では、安静臥床により治癒しますが、まれに劇症化するケースもあります。とくに、妊婦が妊娠晩期に感染すると劇症化しやすいとの報告があります。また、高齢者ほど重症化しやすいとされています。
  〇治療方法は、現在のところ急性期の対症療法しかなく、劇症化した場合は、血漿交換、肝移植などの特殊治療が必要となります。
  〇予防には、手洗い、飲食物の加熱が重要です。


最後に本ページの担当課
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