(1)安藤 青磁 氏 (あんどう せいじ)
○郷土工芸品名:法勝寺焼皆生窯(陶磁器) 昭和61年度指定
○製造場所:米子市皆生温泉2-19-52
○略歴等:平成15年から父に師事。県外修行を経て13年間従事。地元素材を活かし地域性を追求。若手グループ展や地元の児童生徒対象の陶芸指導等を通じ伝統工芸の維持発展に尽力。39歳。
【法勝寺焼皆生窯の概要】
・昭和36年に法勝寺焼2代目が皆生に登り窯を築いたのが始まり。皆生の砂や日野川河口の砂鉄を釉薬の中等に混ぜるなど、新しい技法も取り入れながら製作を続けている。
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(2)鈴木 治道 氏 (すずき はるみち)
○郷土工芸品名:大山焼久古窯(陶磁器) 平成17年度指定
○製造場所 :伯耆町久古1401
○略歴等:平成19年度から父に師事。14年間従事。砂鉄を使った
作業工程を継承しながら色合の変化を追求。地元での製作体
験企画等で伝統工芸の維持発展にも尽力。35歳。
【大山焼久古窯の概要】
・昭和45年開業。大正時代に焼かれていた大山焼を再興。鉄釉(てつゆう)を主に使用し素朴さと現代感覚を備えた焼き物を制作している。
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(1)鳥取県伝統工芸士の認定(昭和60年〜)…今回認定者を加え計49名(物故者を含めると延べ88名)
伝統的技術・技法の指導者として郷土工芸品等の次代への継承を図るため、県郷土工芸品・民芸品を製造する方の中から、高度の伝統的技術・技法を有する方を知事が鳥取県伝統工芸士として認定。
・R元…2名(山本佳靖(倉吉)/陶磁器、河本慶(倉吉)/陶磁器)
・H30…2名(齋江範人(鳥取)/竹細工、松田成樹(米子)/染物)
(2)鳥取県郷土工芸品等の指定(昭和60年〜)…現在49品目
郷土の自然と暮らしの中で育まれ受け継がれた伝統のある工芸品を鳥取県知事が鳥取県郷土工芸品等として指定することにより伝統産業の振興を図る。
(3)認定証等
・今回交付する認定証は原材料からすべて地元(青谷町)産の手漉き和紙製で、長谷川憲人氏(経済産業大臣認定伝統工芸士)を中心に楮(こうぞ)・トロロアオイ(粘材)栽培から製造まで手がけられたものです。
・記念品としてお渡しする楯と認定証の額縁も鳥取県伝統工芸士福田豊氏によるものです。
(4)鳥取の伝統工芸品パンフレット(別添のとおり)