【訂正】令和5年度ガンカモ類の生息調査の結果
2024年01月16日提供 資料提供
提供課等:生活環境部自然共生社会局自然共生課
担当/係名:自然環境保全担当
電話番号:0857-26-7872
FAX番号:0857-26-7561
1/25 ガン類の生息数に誤りがありましたので調査結果を訂正します。
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環境省では、毎年1月中旬に「ガンカモ類の全国一斉調査」を実施しており、県がNPO法人日本野鳥の会鳥取県支部に委託し、生息調査を実施しました。結果は下記のとおりです。
記
調査の概要
(1)日時
令和6年1月14日(日)午前6時50分から午前11時20分まで
(2)調査地点
県内11カ所
本庄池(岩美町)、多鯰ケ池(鳥取市)、千代川(鳥取市ほか)、湖山池(鳥取市)、
水尻池(鳥取市)、日光池(鳥取市)、東郷池(湯梨浜町)、天神川(倉吉市)、
日野川(米子市ほか)、佐陀川(米子市)、中海(米子市ほか)
(3)調査者
NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 会員23名
(4)調査対象
ガン・カモ・ハクチョウ類
(5)調査方法
各調査地点に調査員を配置し、双眼鏡等を使用した目視により、ガンカモ類の個体数を種ごとにカウントします。
調査結果
区分 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和4年度との比較(羽数) |
ハクチョウ類 | 1種 | 455羽 | 2種 | 295羽 | 2種 | 364羽 | 増( 69羽) |
ガン類 | 2種 | 456羽 | 2種 | 93羽 | 2種
4種
| 705羽
748羽
| 増( 612羽)
増( 655羽)
|
カモ類 | 19種 | 19,369羽 | 20種 | 21,254羽 | 20種 | 19,370羽 | 減( 1,884羽) |
計 | 22種 | 20,280羽 | 24種 | 21,642羽 | 24種
26種 | 20,439羽
20,482羽
| 減( 1,203羽)
減( 1,160羽)
|
分析・総括(NPO法人日本野鳥の会鳥取県支部 戸川 信吾(とがわ しんご)副支部長)
冷え込みが強かったが、天候に恵まれた。
今冬の飛来総数は、種や調査地により増減はあるものの全体として例年並みであった。
ガン類が大幅に増加しているのは、増減が激しい中海のマガンが影響している。湖山池では、キンクロハジロ、スズガモの増加により、1月として過去最高を記録した昨年を更に上回った。
水鳥公園では、県内では37年ぶりとなるハイイロガンを確認するとともに、天神川では国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで「危急種」に分類されるサカツラガンを確認した。
資料
R05gankamoteisei.pdf令和5年度ガンカモ類の生息調査取りまとめ表
(参考)
※米子市政記者室にも資料提供しています。