県政一般・報道提供資料

「熱中症警戒週間」発表及び直近の救急搬送状況を踏まえた注意喚起

2023年08月04日提供 資料提供


提供機関

提供課等:福祉保健部健康医療局健康政策課   担当/係名:健康づくり文化創造担当 
電話番号:0857-26-7861  FAX番号:0857-26-8726

内容

鳥取県の向こう1週間の予想最高気温で30を超える日が5日以上予測されているため、鳥取県内全域に「熱中症警戒週間」を発表します。(今年度7回目)
また、直近の救急搬送状況を踏まえ、下記のとおり、ホームページ等を通じて県民へ注意喚起を行います。

「熱中症警戒週間」発表

(1)発表日 8月4日(金)
(2)警戒期間 8月5日(土)〜翌週金曜日までの1週間
(3)発表基準 鳥取地方気象台が発表する向こう1週間の県内の予想最高気温が30℃を超える日が5日以上予測される場合
  ※向こう1週間で30℃以上が予想される日→8月5日〜11日(7日間)
(4)発表機関 鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課

直近の救急搬送状況

(1)今週月曜以降の死亡・重症事例(死亡0件、重症2件)→今年度累計 死亡1件、重症14件

月日
圏域
年代
性別
搬送状況(重症事例)
8月1日
西部
80代
女性
公民館での会合に来られないため、公民館職員が訪問し発見、通報(救急要請:午後4時半過ぎ)
8月3日
中部
80代
女性
朝から農作業していた。家族が畑で動けない状況となっているのを発見し、通報(救急要請:午後12時半前)

    (2)先週1週間(7月24日〜30日)の搬送状況 ※()は昨年同期
    救急搬送人員数 92人(52人)
    世代別 高齢者59人(28人)、成人22人(16人)、少年10人(8人)、乳幼児1人(0人)
    症状別 死亡1人(0人)、重症3人(0人)、中等症33人(25人)、軽症55人(27人)
    (3)今年度(4月3日〜7月30日)の搬送状況 ※()は昨年同期
    救急搬送人員数 329人(326人)
    世代別 高齢者220人(198人)、成人74人(83人)、少年30人(44人)、乳幼児5人(1人)
    症状別 死亡1人(1人)、重症12人(8人)、中等症126人(144人)、軽症189人(173人)、
          その他1人(0人)

    県民の皆様へのメッセージ

    ・連日、熱中症による救急搬送が多発しており、今後も例年以上の暑さが予想されています。自分の身を守るため、また家族や周囲の命を守るため、熱中症対策を心がけてください。 ・高齢の方が一人で農作業に出られ、発見が遅れて重症化する事例が相次いでいます。高齢になると温度に対する感覚が弱くなり、自覚症状が現れないうちに熱中症になってしまう危険があります。暑い時間帯はできるだけ畑仕事や庭仕事、墓掃除等の作業を避け、周囲の方も意識的に声かけを行うようにしましょう。

    ・屋内にいても熱中症で救急搬送される事例が多くあります。昼夜を問わず、エアコンや扇風機を上手に使用して室温調節しましょう。

    ・のどが渇いていなくても、こまめに水分補給しましょう。

    ・運動したり屋外を出歩いたりする際は、適度な休憩を心がけましょう。

    ・体調がすぐれないときは、家族や近所の方にそばにいてもらいましょう。
    ・日頃から体調管理を心がけ、無理のない範囲で軽い運動や入浴で意識して汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。



    最後に本ページの担当課
       鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
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