県政一般・報道提供資料

【延期】青谷高校3年生によるムラサキウニ飼育試験の最終調査を実施します!

2022年12月02日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課   担当/係名:漁業調整担当 
電話番号:0857-26-7339  FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(一般社団法人海と食文化フォーラム) (0857-26-7339)

内容


12月5日

関係者に体調不良者が出たため延期します。(時間及び内容は変更なし)


延期後 12月13日

延期前 12月6日

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 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、青谷高校において行われている学習カリキュラム「青谷学」で「鳥取県の漁業」の課題に取り組む3年生6名を対象とした「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムを行うとともに、「青谷学」において高校生自身が自発的に取り組むウニ学習を支援してきました。
高校生は「青谷学」において、大量発生により藻場の消失をまねいているムラサキウニに注目し、養殖による利活用の可能性を探るため、10月から校内で飼育試験を実施していますが、このたび、飼育試験を終了し、下記のとおり最終調査として餌の種類による身入りや味を調査します。
 なお、この取組みは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくもので、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として継続的に支援を行ってきたものです。

1 日時

12月13日(火)午後2時〜4時   ※12月5日 変更(12月6日から13日に延期)

2 場所

鳥取県立青谷高等学校 3階 環境実習室(鳥取市青谷町青谷2912)

3 実施者

鳥取県立青谷高等学校 3年生6名
(地域の課題を生徒自らが目を向け行動する学習カリキュラム「青谷学」において実施)

4 支援者

海のプロフェッショナルである当実行委員会の古田事務局長

5 内容

(1)異なる餌(キャベツ、ブロッコリー、レモン皮、ミカン皮)で飼育したムラサキウニ(各10個体)を割って身入り率を測定
(2)試験区ごとの味を比較(食味試験)
(3)測定後の生殖腺を使い。簡単なレシピ(ウニクリームパスタを予定)で試食

6 その他

・同高校玄関の事務室にて受付をし、会場までお越しください(受付開始時間:午後1時30分)

(参考1)青谷高校3年生による「青谷学」におけるムラサキウニ学習の経過

1 経過
(1)青谷地域の課題として、昨年度、新聞に掲載されたムラサキウニによる藻場の消失に着目。
(2)課題の詳細を学ぶため、漁業関係者(鳥取県漁協)を招聘し、ムラサキウニの生態や藻場への影響、県内での対策について学習(5月24日)
(3)ムラサキウニの大量発生現場を実際に確認するため、スノーケリングで青谷町井出ヶ浜海岸の岩礁域を観察(8月9日)
(4)藻場を守るためのウニ駆除活動の一方で利活用のための漁港内養殖を手掛ける同町長和瀬漁港を視察し、漁業者より取組みを聞き取り(9月9日)
(5)海から離れた地域でも飼育可能な閉鎖循環方式での飼育試験を開始。(10月4日)

2 今後の予定
 活動内容をとりまとめ、校内報告会を実施するとともに、県内でムラサキウニ養殖に取り組む漁業関係者に情報提供し、後輩(現1、2年生)に課題を引き継ぐ。

(参考2)鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画

(1)ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
1)9月10日(土) プロジェクトのキックオフイベント
 賀露港において、豊かな海の再生に向けたメッセージ発信、ヒラメの放流、ウニの観察・試食、漁業者や専門家等のトークセッション等を行う。
2)青谷高校
 5月24日:【3年生】ウニ学習プログラム開始(磯焼けやウニの生態について学習)
 6月28日:【3年生】補足学習
 8月8日 :【3年生】ウニ大量発生現場探検
 8月31日:【2年生】ムラサキウニを用いた調理実習
 9月9日:【1年生、3年生】漁港での学習イベント
 10月4日:【3年生】ウニの飼育試験開始(8月30日にウニ飼育水槽の組み立てを実施)
3)泊小学校
 7月7日:ウニ学習プログラム開始
 2学期:漁港での学習イベント、ウニの飼育等 コロナのため中止の見込み)
(2)ウニ新メニュー開発
1)5月以降料理人による検討会開催
・6月28日の検討会では、様々なジャンルの6人の料理人によるムラサキウニメニュー試作品の試食検討会を
・10月26日の検討会では、県内協力店でのフェアに用いるウニベースの素材についての試食検討会を開催。
2)9月10日のプロジェクトキックオフイベントにおいて、ウニ料理の試作品を試食提供。
3)年明けに完成したメニューを県内協力店でフェアとして展開予定。学校給食での提供も検討。

参考資料

<団体概要>

団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
     (一般社団法人海と食文化フォーラム)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp


最後に本ページの担当課
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    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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