県政一般・報道提供資料

米子市文化財保存活用地域計画が県内3例目の国認定を受けました

2023年12月15日提供 資料提供


提供機関

提供課等:地域社会振興部文化財局文化財課   担当/係名:文化財保護担当 
電話番号:0857-26-7937  FAX番号:0857-26-8128

内容

 米子市が令和3年度から作成を進めていた「文化財保存活用地域計画」について令和5年11月に文化庁に認定の申請を行っており、12月15日(金)に開催された国の文化審議会文化財分科会(文部科学大臣の諮問機関)において他の19市町が作成した文化財保存活用地域計画とともに新規の認定が答申され、同日付けで文化庁長官から認定されました。
 県内で文化財保存活用地域計画を作成、申請し、国から認定された市町村としては、日野町(令和5年7月認定)に続き3例目となります。

米子市文化財保存活用地域計画

米子市の歴史文化について、重要文化財石馬に代表される原始・古代文化、交通の十字路、砂丘地の開発、商都の繁栄を支えた近代化、大山さんと地蔵信仰というキーワードによって5つの特性として顕在化させ、歴史文化遺産の保存と活用に関する目指すべき将来像を「「大山さんのおかげ」と感謝を捧げ、交流の歴史文化が息づくまち・米子」と位置付けています。
その将来像を実現するための取組みとして、歴史文化の特性を踏まえて共通するテーマ及びストーリーで捉えられる9つの歴史文化遺産群と2つの歴史文化遺産保存活用区域を設定し、保存・活用の措置が計画されています。
(※計画の詳細は、別添資料を参照)

文化財保存活用地域計画とは

○「文化財保存活用地域計画」は、各市町村において取り組んでいく目標や取組の具体的な内容を記載した、当該市町村における文化財の保存・活用に関する基本的なアクション・プラン。
○「文化財保存活用地域計画」において、文化財の保存・活用に関して当該市町村が目指す将来的なビジョンや具体的な事業等の実施計画を定め、これに従って計画的に取組を進めることで、継続性・一貫性のある文化財の保存・活用が一層促進される。また、当該市町村における文化財行政の取組の方向性を計画として対外的に明示するとともに、作成した「文化財保存活用地域計画」を広く周知し、民間団体等の様々な関係者のみならず地域住民の理解・協力を得ることにより、地域社会総がかりによる、より充実した文化財の保存・活用を図っていくことが可能となります。
○令和5年7月21日現在、全国で119件が認定されており、今回の認定により全国での認定件数は合計139件となりました。
○米子市の文化財保存活用地域計画は、北栄町(令和3年7月16日)、日野町(令和5年7月21日)に次ぎ、本県3例目の認定となりました。

参考資料

米子市文化財保存活用地域計画の概要説明資料



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