第3回ムラサキウニを利用したメニュー開発検討会の開催
2022年10月21日提供 資料提供
提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課
担当/係名:漁業調整担当
電話番号:0857-26-7339
FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(一般社団法人海と食文化フォーラム) (0857-26-7339)
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、藻場衰退の要因となっているムラサキウニの利活用を図るため、ムラサキウニを利用したメニュー開発を進めています。
メニュー開発によりムラサキウニを広く県民の皆様に楽しんでいただくことを目指していますが、ムラサキウニが高級食材であること、数量に限りがあることから、ムラサキウニの味、風味を活かした食材としておから(提供:マルサンアイ鳥取株式会社)とウニを取り合わせた食材の試作を協力飲食店の方に検討していただきました。
このたび、下記のとおり第3回目の検討会を開催し、協力料理店の方に試作いただいた試作品を試食・意見交換し、今年度開催予定の飲食店でのウニフェアの方向性について検討します。
なお、この取組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
記
1 日時
10月26日(水)午後2時半〜
2 場所
JA会館別館2階第一会議室(鳥取市永楽温泉町214)
3 主な内容(予定)
・おからとウニを取り合わせた食材、料理の試食・意見交換
・ムラサキウニを用いた地域メニューの検討
4 検討会の構成
【協力料理店】順不同、敬称略
梅乃井 宮崎 博士 氏
ムッシュたけぞう 平尾 武彦 氏
イタリア食堂 ターナ・カプリッチョ 田中 崇 氏
名代 笹すし 稲田 義人 氏
れんが亭 友山 賀道 氏
海陽亭(ぎんりんグループ) 藤崎 浩一 氏 他
【食品加工専門家】
元(地独)鳥取県産業技術センター 食品開発研究所長 小谷 幸敏 氏
【事務局】
鳥取県漁業協同組合、農林中央金庫、鳥取県
5 その他
・協力料理店の方が試作されたおからとウニを取り合わせた食材、料理は、数量に限りはありますが、報道機関の皆様にも試食を御用意します。準備の都合上、取材を希望される方は、事前に鳥取県漁業調整課(0857-26-7339)まで所属、氏名、連絡先をお知らせください。
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画
1 ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
(1)9月10日(土) プロジェクトのキックオフイベント
賀露港において、豊かな海の再生に向けたメッセージ発信、ヒラメの放流、ウニの観察・試食、漁業者や専門家等のトークセッション等を実施。
(2)青谷高校
5月24日:【3年生】ウニ学習プログラム開始(磯焼けやウニの生態について学習)
6月28日:【3年生】補足学習
8月8日 :【3年生】ウニ大量発生現場探検
8月31日:【2年生】ムラサキウニを用いた調理実習
2学期 :【1年生、3年生】漁港での学習イベント
【3年生】ウニの飼育(8月30日飼育水槽組立、10月4日から飼育開始)
(3)泊小学校
7月7日:ウニ学習プログラム開始
2学期:漁港での学習イベント等
2 ウニ新メニュー開発
(1)5月以降料理人による検討会開催
6月28日の検討会では、様々なジャンルの6人の料理人によるムラサキウニメニュー試作品の試食検討会を開催。
(2)9月10日のプロジェクトキックオフイベントにおいて、ウニ料理の試作品を試食提供。
(3)10月8日、9日に東京有明「海のごちそうフェスティバル2022」でウニ料理試作品を販売し、本県のムラサキウニをPR。
(4)年明けには完成したメニューを県内協力店でフェアとしての展開、学校給食での提供を予定。
<団体概要>
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
(一般社団法人海と食文化フォーラム)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp
駐車場地図