県政一般・報道提供資料

猫の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)症例の発生について

2025年06月10日提供 資料提供


提供機関

提供課等:生活環境部くらしの安心局くらしの安心推進課   担当/係名:くらしの安全担当 
電話番号:0857-26-7877  FAX番号:0857-26-8171

内容

令和7年6月9日に、猫の重症熱性血小板減少症候群(SFTS:Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)の症例が確認されましたのでお知らせします。
項目
内容
症例
猫 1歳
飼い主の住所地西伯郡
飼育環境主に屋外
経過
6月1日 食欲不振、元気がない
6月3日 動物病院を受診し入院
    発熱、食欲低下、黄疸、白血球及び血小板の減少が認められた。
6月5日 入院中に死亡
6月7日 国立感染症研究所で検査を実施し、SFTS確定。

※ 現時点で、飼い主に症状が認められたとの報告はありません。
飼い主のプライバシーの確保に十分な配慮をお願いします。


〜重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは〜
主にウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。
人と動物の共通感染症であり、国内では西日本を中心に人及び動物(犬、猫)の感染症例が報告されています。
※重症熱性血小板減少症候群(SFTS)についての詳細は、別添に記載しています。

報道機関各位におかれましては、以下の啓発についてよろしくお願いします。
 稀な事例ではあるものの、SFTSを発症した犬や猫から人へ感染する事例が報告されています。
 ペットがダニに咬まれないようにするとともに、体調不良のペットを取り扱う場合は、次のことに注意してください。
 ○ ペットがダニに咬まれないよう、ダニの駆虫薬を定期的に投与しましょう。
 ○ ペットに付着しているダニは適切に駆除しましょう。
 ○ ペットが体調不良の際は、直ちに動物病院を受診しましょう。
 ○ 体調不良のペットを触る場合は、手袋を着用し、ペットに咬まれないよう注意しましょう。
 ○ SFTSを含めた動物由来感染症の感染を防ぐため、ペットとの過剰な触れ合いは控えましょう。
 ○ 飼い主が体に不調を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。受診する際は、ペットの飼育状況やペットの健康状態についても医師に伝えてください。

参考資料

猫の重症熱性血小板減少症候群



最後に本ページの担当課
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