鳥取県は、燗酒での楽しみ方など純米酒を中心に日本酒の魅力をシンガポールで発信する酒販店「藏樂(KURARA)」を運営するUNAU Pte. Ltd社と連携し、鳥取県産清酒と、鳥取県産「野花梅」(鳥取県東伯郡湯梨浜町野花地区で栽培された豊後梅)を用いて、シンガポール在住者を対象に梅酒作り体験会を下記の通り開催します。
・梅津酒造有限会社(鳥取県東伯郡北栄町)が醸造する2種類の日本酒(清酒)及び鳥取県東伯郡湯梨浜町の野花(のきょう)地区で栽培されている「野花梅」を使用し、梅酒づくりを行います。
・清酒は『梅津の生もと「笊(ざる)」山田錦60』と、『梅ちゃん』の2種を使用します。共に加水の無い原酒で、アルコール度数は20%です。
・梅酒漬け体験会は、梅津酒造の日本酒3種試飲を含むランチメニューを含め138シンガポールドルの参加費で参加者を募集します。定員は12名で既に完売済み。うち1名はUNAU Pte. Ltd.社手配によるインフルエンサーが参加します。
・イベント当日は梅津酒造有限会社の代表取締役 梅津史雅(うめつ ふみのり)氏も参加します。
UNAU Pte. Ltd.社主催で、梅津酒造有限会社の梅津代表取締役の参加のもと、以下のとおり燗酒向けペアリングディナーの提供を行います。
(1)7月6日(木)20時から <会場>Apollon/Am-bar(150 Orchard Road #01-29 Orchard Plaza, Singapore)
(2)7月9日(日)19時から <会場>HEARTH(41 Craig Road, Singapore)
鳥取県湯梨浜町野花地区で栽培されている通称「野花梅」は、昭和15(1940)年頃に発見された突然変異種で、昭和24(1949)年頃にその地名をとって「野花豊後(のきょうぶんご)」と名付けられました。大分県原産でウメとアンズの交雑種「豊後」を親とする品種とみられ、開花時期は遅く3月頃に花が咲き、同一品種の花粉でも実を付けるなど、他の豊後系統梅よりも安定して結実します。実が大きく肉厚なことから、梅酒の原料として人気があります。