令和4年度鳥取県文化奨励賞受賞者の決定
2022年12月02日提供 資料提供
提供課等:地域づくり推進部文化政策課
担当/係名:アート活性化担当
電話番号:0857-26-7134
FAX番号:0857-26-8108
鳥取県では、文化芸術の各分野において、優れた業績をおさめた又は新生面を開くなど優れた活動を行った、将来性のある新人を表彰する鳥取県文化奨励賞を今年度新たに創設し、第1回目の受賞者として下記の2名を決定しました。
記
1 受賞者について(五十音順)
氏名等 | 選考理由 |
井田幸昌(いだゆきまさ)氏
32歳
美術(現代美術)
県外在住 | 確かなデッサン力と表現力をベースに、積極的に様々な技法や作風に挑戦し、日本のみならず世界に通用する芸術を生み出している。
海外のギャラリーと契約をするなど、積極的に国内外で発表を続けながらキャリアを築く姿は、これからのアーティストのモデルとして、与える影響力は非常に大きい。
サザビーズ香港のオークションでの高評価や、ラグジュアリーブランドDiorとのコラボレーション、ピカソ生誕地からアジア人としては初めて招聘され展示をするなど、世界的にも注目されている。 |
山本耕平(やまもとこうへい)氏
38歳
音楽(声楽)
県外在住 | 公益財団法人東京二期会の会員として、主要なオペラ公演や演奏会に継続して出演し、『ファルスタッフ』フェントン役、『ラ・ボエーム』ロドルフォ役で主役、「第九」のソリストを務めるなど第一線で活躍している。
とりぎん文化会館梨花ホールリニューアル記念コンサートをはじめ、定期的に県内の公演に出演し、県民にクオリティの高い貴重な鑑賞の場を提供している。
また、県内の若手と共演し、プロとしての技術指導はもちろんのこと、歌手としての姿勢を舞台上で見せ、後進の育成に尽力するほか、CD「I Love DAISEN−アイラブ大山−」をリリースするなど、地元に貢献している。 |
2 表彰式
(1)日時 12月26日(月)10時から10時30分まで
(2)場所 知事公邸 第1応接室
(3)出席者 知事、鳥取県文化功労賞及び文化奨励賞受賞者、選考委員
3 その他
受賞者への取材、写真提供を希望される場合は、当課までお知らせください。
<参考> 鳥取県文化奨励賞について
1 趣旨
文化芸術の各分野において、優れた業績をおさめた又は新生面を開くなど優れた活動を行った将来性のある新人を表彰し、挑戦やステップアップを後押しするとともに、本県の文化芸術の創造、奨励及び振興に資することを目的とする。
2 対象分野
音楽、舞踊、演劇、美術、文芸、大衆芸能、映像の7分野
3 賞の対象
(1)過去2年間に優れた業績をおさめた又は新生面を開くなど優れた活動を行った者
(2)概ね40歳以下又は活動歴が15年以下の者
(3)県内在住者又は本県出身者
4 選考の方法
業績及び活動に対する専門審査員の審査を行い、選考委員会において、将来における発展性など総合的に審議し選考。
5 賞の内容
表彰状及び賞金(10万円)を授与