中村建治氏からのふるさとづくり大賞(総務大臣表彰)受賞報告
2024年04月16日提供 資料提供
提供課等:輝く鳥取創造本部中山間・地域振興局中山間・地域振興課
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総務省が実施する「令和5年度ふるさとづくり大賞」において、本県から推薦した「中村 建治(なかむらけんじ)氏(日南町)」が「個人表彰」を受賞され、報告のため知事を表敬訪問されます。
なお、「個人表彰」での受賞は本県初となります。
記
1 日程等
(1) 日 時 4月17日(水)午後4時25分から(15分程度)
(2) 場 所 鳥取県西部総合事務所 1号館3階 特別会議室(米子市糀町1丁目160)
(3) 報告者 中村 建治 氏(日南町在住。白谷(しろいたに)工房代表。)
2 受賞の概要(総務省資料より)
令和5年度ふるさとづくり大賞「個人表彰」(総務大臣表彰):中村 建治 氏(日南町)
(1)活動内容
20年にわたる建築大工としての経験の中で、建物の解体などで長い年月をかけて成長した木が産業廃棄物として処分されるのを少しでも減らし、違う形で残したいとの思いを強め、2012年から本格的に寄木細工の制作に取り組み、白谷(しろいたに)工房を設立。
マスコミ等を通じてその作品が話題となり、木のぬくもりを大切にした伝統的な寄木細工に森林環境や木に対する想いを込めて、小さな集落から世界へその価値を発信している。
(2)評価された点
・地域資源(木材)を生かして、雇用につなげている。
・「廃棄物」や「ゴミ」だと思われたものを新たな形に変えて、人のための喜びを作っている。
・雇用やワークショップまでも展開して、その世界観と価値観をより多くの人と共有しながら、持続可能な地域づくりの大きな手掛かりになっている。
・廃材から寄木細工をつくることで、新産業を興すだけでなく、木の良さや郷土への思い、そしてSDGsへの貢献が認められる。
・20年にわたる経験と地域資源を生かした取り組みであることに加え、本人はまだ現役世代で若く、これからの活躍にも期待。
3 ふるさとづくり大賞の概要
(1)目的
全国各地で地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図る。
(2)表彰件数
最優秀賞 1団体、優秀賞 2団体1名、奨励賞 1団体、団体表彰 15団体、
地方自治体表彰 3団体、個人表彰 4名 合計 22団体、5名が受賞
(3)令和5年度表彰式
日時 令和6年2月16日(金)午後1時〜
場所 都市センターホテル(東京都千代田区平河町2-4-1)
4 参考(近年の本県の受賞状況)
(令和2年度)特定非営利活動法人智頭の森こそだち舎(智頭町)が優秀賞を受賞
(令和3年度)特定非営利活動法人むきばんだ応援団が団体表彰を、日南町が地方自治体表彰を受賞
(令和4年度)特定非営利活動法人bankupが団体表彰を受賞
総務省資料