県内におけるA群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎警報の解除
2025年04月09日提供 資料提供

提供課等:福祉保健部感染症対策センター
担当/係名:感染症対策担当
電話番号:0857-26-7153
FAX番号:0857-26-8143

感染症発生動向調査のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の集計速報値(令和7年第14週:3月31日~4月6日)が、下記のとおり全地区で警報終息基準値である1定点当たり4人を下回ったことから、令和5年10月4日に発令したA群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報を本日解除しました。
なお、県民の皆様におかれましては、引き続き、手洗い、咳エチケット等を徹底し、感染予防に取り組んでいただきますようお願いします。
1 解除地区
鳥取県全域
2 令和7年第14週(3月31日~4月6日)の定点当たりの患者数
区 分 | 全県 | 東部地区 | 中部地区 | 西部地区 |
定点当たりの患者数 | 2.00人 | 3.63人 | 0.25人 | 1.14人 |
患者数 | 38人 | 29人 | 1人 | 8人 |
3 県民の皆さんへのお願い
A群溶血性レンサ球菌(溶連菌)咽頭炎警報は解除となりましたが、東部地区では引き続き患者数が多い状況であり、注意が必要です。
参考
(1) 警報について
以下の基準に基づき、警報を発令・解除する。なお、基準値は、国に同じ。
 | 基準値 | 要件 |
発令 | 定点あたりの患者数
8人 | 警報開始基準値を超えた保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%を超えた場合 |
解除 | 定点当たりの患者数
4人 | 警報終息基準値を超える保健所の人口の総計が県全体の人口の
30%未満となった場合 |
≪今回の例≫
・全地区で警報終息基準値の4人を下回ったことから、解除基準を満たす。⇒警報を解除
・鳥取県の推計人口(鳥取県人口移動調査:令和7年3月1日現在)
地区 | 人口 | 人口割合 |
東部地区 | 214,315人 | 40.5% |
中部地区 | 93,173人 | 17.6% |
西部地区 | 221,084人 | 41.8% |
合計 | 528,572人 | 100% |
(2) 県内の定点医療機関:19の小児科の医療機関(東部8、中部4、西部7)
(3) 定点あたり患者数とは、1週間にA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で定点医療機関を受診した平均患者数

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