鳥取県から2件が自然共生サイトに認定
2023年10月06日提供 資料提供
提供課等:生活環境部自然共生社会局自然共生課
担当/係名:自然環境保全担当
電話番号:0857-26-7978
FAX番号:0857-26-7561
本日、環境省が令和5年度前期自然共生サイトの認定結果を公表し、全国で122件(面積7.7万ha)が認定、本県からは2件(面積32ha)が認定されました。
自然共生サイトと令和5年度前期申請の概要
1 制度の概要
○自然共生サイトは、30by30目標の達成を目指し、民間の力を結集すべく環境省が今年4月からスタートさせた制度。
○法令による保護地域内外を問わず、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として環境省が認定するもの。
2 令和5年度前期申請の概要
申請期間 令和5年4月3日〜5月9日
認定概要 認定 全国122件(うち中国地方3件(鳥取県2件、広島県1件))
・専門委員の審査の上、10月6日(金)に環境大臣が認定
・10月25日(水)に認定式を東京都内で開催予定(今回認定の県内2団体が出席予定)
認定サイトの概要
1 南部町の里地里山ビオトープ
申請者 (一社)里山生物多様性プロジェクト
位置 南部町下中谷
面積 18.64ha
目的 里地里山の保全
活動概要
・農地やため池、雑木林、人工林などによってモザイク状の土地利用が維持
・耕作放棄地を整備した田んぼビオトープを通じた生物多様性の保全と地域振興を実施
・生き物観察会・自然体験会、地域の祭りの場への活用
2 鳥取県八頭船岡環境保全エリア
申請者 (一社)鳥取県地域教育推進局、農事組合法人八頭船岡農場
位置 八頭町船岡、坂田、船岡殿、見槻
面積 13.3ha
目的 農作物生産や耕作放棄地解消などの農業的側面及び地域の生物多様性保全や環境教育への貢献
活動概要
・中山間地域から平野部にかけての水田地帯と周辺の放牧地や里山
・サンインサンショウウオ、ミズオオバコなどの希少な動植物が生息する中山間地域を保全区域とし、生物相に合わせた重点的な保全
・無農薬田を拡大する等の生物に配慮した農業、休耕田ビオトープによる生息地の代替
・観察会、自然体験イベント、田植え体験等のレクリエーションや環境教育への活用
参考(環境省報道発表)
環境省 報道発表