救難訓練中の消防防災ヘリコプターからの物件落下
2025年05月26日提供 資料提供

提供課等:危機管理部消防防災課
担当/係名:保安担当
電話番号:0857-26-7063
FAX番号:0857-26-8139
その他関係所属 : 消防防災航空センター (同上)

令和7年5月26日の鳥取県消防防災ヘリコプターによる水難救助訓練において、隊員をホイストで吊り上げ中に、隊員が装着していた水難救助用フィンの片方がダムの水域に落下する事案が発生しました。
今回の事案による人的被害、物的被害及び隊員の怪我等はありません。
また、再発防止対策を取りまとめるまで、消防防災ヘリコプターは運休します。(その間は、隣県の消防防災ヘリコプターの応援により対応します。)
記
日時
令和7年5月26日(月) 午後0時23分ごろ
場所
小田股ダム(東伯郡琴浦町)堰堤南側約50m ※水面から約30m上空
状況等
隊員をホイストで吊り上げ中に、隊員の左足に装着していたフィン(水難救助用足ひれ)がダムの中に落下した。
すぐに小田股ダム内を捜索したものの、発見には至っていない。
原因
調査中(フィンを装着する際には、通常の装着に加えフィンセーバー(落下防止のひも)で足に固定するが、ホイスト吊り上げ中に、何らかの原因でフィンが外れたもの)
今後の事故防止対応策
・訓練事後検討会を開催し、発生原因及び再発防止対策について検討を行う。
・今回落下したフィン(水難救助用足ひれ)と同種の装備品(3セット)について異常がないかを本日中に点検するほか、検討結果がまとまるまでの間は救助装備等を適切に装着することや隊員同士の目視等での確認を徹底する。
航空法による対応
・大阪航空局に確認した結果、今回落下した物件(フィン)はヘリコプターの部品ではないことから、航空法による報告の対象外であることを確認した。
・管轄の美保空港事務所から、再発防止について口頭注意を受けた。