本県では、令和6年4月に公表した「自治体デジタル倫理原則」(※)を踏まえ、同年5月に「自治体デジタル倫理原則推進本部」を立ち上げ、同原則の庁内実装を進めているところです。
一方で、昨今のAI技術の進歩やSNS等の普及拡大が急速に進むことに伴い、偽・誤情報や真偽不明情報に惑わされたり、犯罪や被害にあうなどのリスクが増大し、県民の情報リテラシーの向上が喫緊の課題となっています。ついては、部局横断でこれに対処するため、「『情報的健康』とっとりプロジェクト」を始動することとし、キックオフとなる「第4回自治体デジタル倫理原則推進本部会議」を開催しますので、お知らせします。なお、会議では、『情報的健康』を提唱され、情報的健康プロジェクトの共同代表である山本龍彦教授(慶應義塾大学法科大学院)にオンライン参加いただく予定です。(※)
https://www.pref.tottori.lg.jp/317494.htm
バランスよく、さまざまな情報に触れることで、まるで体の免疫力を高めるように、客観的な判断力が身につき、不確かな情報に振り回されたり、犯罪の被害者や加害者になったりしない、“健康”的な自分をつくることができる。
情報リテラシーの重要性を”食”に例え、誰にもわかりやすく伝えるアプローチを「情報的健康」という。
※情報的健康プロジェクトの共同代表は、慶應義塾大学山本龍彦(やまもとたつひこ)教授、東京大学鳥海不二夫(とりうみふじお)教授。