【フィンランド学生の来県】トットリボーン!ユース 脱炭素の取組みについて視察・意見交換
2025年11月25日提供 資料提供

提供課等:生活環境部脱炭素社会推進課
担当/係名:温暖化対策担当
電話番号:0857-26-7205
FAX番号:0857−26−8194
その他関係所属 : 公立鳥取環境大学 研究交流推進課 (0857-38-6704)

先進自治体の若者との意見交換等を通じて、地球温暖化対策や脱炭素社会実現に向けた取組みを担う若きリーダーを育成することを目的として、県内の学生(高等教育機関)とフィンランドの学生との相互派遣事業を実施しています。このたび、フィンランド(トゥルク市)の学生が来県し、脱炭素に向けた方策についての意見交換や脱炭素に関連する施設、取組みの視察を行います。
記
来県期間
12月1日(月)〜3日(水)(3日間)
活動概要
脱炭素社会実現を目指す上でも重要な「生物多様性」「循環経済(食の循環含む)」をテーマとして日本とフィンランドの学生が関連する施設や取組みを視察し、意見交換を行う。鳥取県内での視察先の企画・選定は、学生が主体となり実施。
来県者
フィンランド(トゥルク市)学生2名、トゥルク市職員1名、トゥルク大学研究者2名(計5名)
※日本からは、TRY!に所属する学生(今年9月にフィンランドに派遣した学生を含む)のほか、活動に興味がある公立鳥取環境大学の学生が参加。
※トゥルク市は2029年にカーボンニュートラルの達成を目指す環境先進都市。
県内視察先等について
○視察先
<生物多様性>
・鳥取砂丘、多鯰ヶ池(12月1日訪問)
・自然共生サイト「鳥取県八頭船岡環境保全エリア」(12月2日訪問)
※(一社)鳥取県地域教育推進局環境部 MIZUNOBA(ミズノバ)によるアテンド
<循環経済>
・(株)エコ・ファーム鳥取(12月1日訪問)
・(公財)鳥取市環境事業公社(12月1日訪問)
・大江ノ郷自然牧場(12月2日訪問)
○公立鳥取環境大学での講義受講・グループワーク(12月2日実施)
・北溟産業(株)による取組紹介
・公立鳥取環境大学教員による講義(根本教授、松井准教授)
・学生による取組紹介(TUES地球環境を考える会 びおとぷ)
・鳥取県・フィンランド両国学生によるグループワーク
(テーマ「2050年の脱炭素社会へ−鳥取のいまを「生物多様性」「循環経済」「食の循環」から探る−」)
○その他
・グループワークは、公立鳥取環境大学以外にも視察先各所で実施予定。
・12月1日(月)は両国の学生が同じ場所に宿泊(1泊)。鳥取県食材を活用した料理体験も実施しながら親交を深める。
※フィンランド学生は、12月3日(水)夜に鳥取から移動し、4日〜5日に長野県小布施町を視察後、帰国予定。
【参考】学生相互派遣事業全体スケジュール
・(R7年7月24日)国内勉強会 「生物多様性」「循環経済」をテーマとした基礎的講義等
・(R7年9月17日)二国間勉強会 参加学生の自己紹介、鳥取県・小布施町・トゥルク市によるプレゼン発表
・(R7年9月22日〜29日)日本派遣団のフィンランド訪問(鳥取県学生3名、大学教員1名、県・大学職員3名、長野県小布施町学生1名、町職員1名)
・(R7年12月1日〜3日)フィンランド派遣団の鳥取県訪問
・(R7年12月20日)県内学生による相互派遣事業報告会(「COP TOTTORI 2025〜鳥取県版COP〜」内にて実施)
※報告会ではフィンランドトゥルク市及び現地学生団体もオンラインにて参加し、交流予定。
【参考】「TottoReborn!Youth(トットリボーン!ユース)(通称:TRY!)」について
県内学生有志がCOP28(国連気候変動枠組条約第28回締約国会議。2023年ドバイで開催)学生派遣事業を契機に設立した学生プラットフォーム。先進自治体との交流や意見交換を通じて地球環境問題を学ぶとともに、若者の視点で様々な啓発活動や情報発信を行う。参加学生は計40名(公立鳥取環境大学、鳥取大学等)。