とっとりの松原再生プロジェクトによる「松露」(ショウロ)発生に向けた環境整備
2022年10月06日提供 資料提供
提供課等:農林水産部森林・林業振興局森林づくり推進課
担当/係名:森林保全活用担当
電話番号:0857-26-7335
FAX番号:0857-26-8192
「松露※」の復活をキーワードに、白砂青松をイメージしたとっとりの松原再生に向け、平成27年度から鳥取大学の協力のもと、地元住民等との協働作業による環境整備を進めており、近年「松露」の発生が確認できるようになりました。今回は下記のとおり11回目の作業を行い、発生状況を確認します。
※「松露」とは、直径2〜3センチの球形をしたクロマツの根と共生するキノコ。古くから珍重され、天然の「松露」は高級なものとされています(以前の松林では普通に見ることができました)。
記
名称
とっとりの松原再生プロジェクトによる「松露」(ショウロ)発生に向けた環境整備
日時
令和4年10月16日(日) 午前9時〜午前11時(予定) ※小雨決行、雨天中止(午前7時判断)
場所
鳥取市浜坂地内 ※別紙計画位置図のとおり
主な内容
(1)集合(午前8時50分)
(2)概要説明
(3)現地作業
○枝打ち・除草・表土攪拌・砂地の露出
○松露胞子液の散布
参加予定者数
浜坂財産管理委員会の皆様、国立大学法人鳥取大学農学部 霜村教授、鳥取県職員 合計15名程度
主催
鳥取県
当日の注意事項
少雨決行としますが、荒天の場合は中止とします。
※当日の実施・中止の判断結果については、下記7の連絡先へお問い合わせください。
当日の連絡先
鳥取県農林水産部森林・林業振興局 森林づくり推進課 米川 公用携帯080-6324-7690
とっとりの松原再生プロジェクトの背景・目的
従来、県内の海岸松林は、隣接する住宅・農地・道路等を飛砂・風害・潮害から守るとともに、高級食材の松露が繁茂する場として地域住民の生活と深く関わってきました。しかし、近年の松くい虫被害等により松林が衰退し、林床にも草木が繁茂し、松露が生える環境がなくなりつつあります。そこで、松露研究の第一人者である鳥取大学農学部霜村典宏教授(学部長)の指導のもと、地域住民等と協働で海岸松林の環境整備を行うことにより、地域とともにある健全な松原の再生と地域特産「松露」を目指すものです。
令和4年度の作業時に発生を確認した松露子実体
計画位置図