『オーラルヒストリー「とっとりの記憶」1 元鳥取県知事平林鴻三』を刊行しました!
2024年04月04日提供 資料提供
提供課等:総務部公文書館
担当/係名:県史活用担当
電話番号:0857-22-4620
FAX番号:0857-22-3977
公文書館では、戦後の本県の政治・経済・社会、その他諸分野で活躍してきた人々の証言を記録化し、貴重な歴史資料として後世に伝えるため、令和2年度より「鳥取県の昭和の記憶」収集事業(オーラルヒストリー事業)を実施しています。この度、その報告書の第1巻として下記の書籍を刊行しました。
記
書名
『オーラルヒストリー「とっとりの記憶」1 元鳥取県知事 平林鴻三』
内容
(1)元鳥取県知事・平林鴻三氏に2020(令和2)年11月から翌年3月まで3回にわたり行ったインタビューの記録。
(2)平林氏が鳥取県職員、知事として県政に携わった時期は、高度経済成長から低成長時代へと大きく変化する時期にあたり、平林県政では医療や福祉の充実、不況
からの脱却が図られた。平林氏の証言から、当時の鳥取県の状況をより詳しく理解できる。
〈平林鴻三(ひらばやし・こうぞう)氏〉
1930(昭和5)年、現在の兵庫県芦屋市生まれ。1954年に自治庁(総務省の前身)に入庁。
1961年に鳥取県に赴任し、石破二朗知事のもとで地方課長、財政課長を務めた。
1965年以降、自治省財政課課長補佐、福岡県財政課長などを歴任し、1970年に再び鳥取県に赴任し総務部長を務めた。
1974年に鳥取県知事に就任し、1983年まで3期9年務めた。退任後、衆議院議員となり、経済企画政務次官、郵政大臣などを歴任し、2003(平成15)年に引退した。
体裁
A5判、本文132頁
頒布開始日
令和6年4月中旬
頒布価格
500円(税込み)
頒布場所(調整中)
県内各書店、鳥取県立公文書館、県庁県民課(本庁舎1階)、中部総合事務所、西部総合事務所、八頭県土整備事務所、日野振興センター、鳥取県立博物館
刊行物の表紙