県政一般・報道提供資料

古海36号墳の現地説明会を開催します!

2024年09月26日提供 資料提供


提供機関

提供課等:政策戦略本部政策戦略局広報課   担当/係名:報道担当 
電話番号:0857-26-7754  FAX番号:0857-27-6712

内容

鳥取県埋蔵文化財センターでは鳥取県の古墳の成り立ちを解明するため、鳥取市の千代川西岸に所在する「本高・古海古墳群」の調査研究に取り組んでおり、今年度は「古海36号墳」を調査対象として、発掘調査を行っています。その発掘調査成果をお伝えする現地説明会を下記のとおり開催しますので、取材をしていただきますようお願いします。

開催日

令和6年9月28日(土)

開催時間 

午前と午後の2回開催します。

    第1回 集合時間 午前10時30分まで
        移動・説明 午前10時30分から正午まで
    第2回 集合時間 午後1時30分まで
        移動・説明 午後1時30分から午後3時まで
    ※荒天等で中止の場合は、9月27日(金)午後4時までに鳥取県埋蔵文化財センターホームページでお知らせします。
      鳥取県埋蔵文化財センターホームページURL
      https://www.pref.tottori.lg.jp/maibun/

駐車場

イナバ電気株式会社様の敷地の一部に設けています(別紙)。

受付

駐車場内に設けています。 ※受付から古海36号墳(現地)までは、急な山道を登りします(移動時間は片道約30分)。

調査の目的

当センターでは、鳥取県内古墳調査研究事業の一環として、本高・古海古墳群を対象にした調査を行っています。本高・古海古墳群には、県内最古級の前方後円墳である本高14号墳のほか、地域の有力者の墓と目される大型古墳が近接して築造されており、その変遷などを明らかにすることを目的としています。

 令和6年度は、県内最大級の前方後方墳とされながら築造時期など詳細が不明である古海36号墳を対象とし、墳形・墳丘規模、築造時期の確認を目的とした発掘調査を実施しています。

発掘調査の概要

(1)調査主体 鳥取県埋蔵文化財センター

(2)調査期間 7月9日(火)から10月31日(木) まで(予定)
(3)調査面積 57.5平方メートル(トレンチ1・2を調査)

    トレンチ1 34平方メートル(長さ17m×幅2m)
    トレンチ2 23.5平方メートル(長さ19m×幅1.2m+長さ1.4m×幅0.5m)
(4)調査概要
    ・前方部と後方部の基本層序を確認。
    ・前方部と後方部で墳丘の裾部を確認し、墳長を確定(65.2m)。
    ・後方部の墳裾から古墳時代前期と考えられる土器が出土。

本高・古海古墳群発掘調査委員会

本発掘調査は、「本高・古海古墳群発掘調査委員会」の助言指導に基づき実施しています。
 委員長 田 健一(鳥取大学地域学部教授)
 委員 岩本 崇(島根大学法文学部准教授)
 委員 川畑 純(独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所都城発掘調査部(平城地区)主任研究員)
 委員 森下 章司(大手前大学国際日本学部教授)

参考資料

【別紙】駐車場案内図



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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