鳥取港内航コンテナ船試験輸送の実施
2021年10月13日提供 資料提供

提供課等:県土整備部空港港湾課
担当/係名:港湾担当
電話番号:0857-26-7380
FAX番号::0857-26-8310

現在、鳥取港にコンテナ定期航路は就航していませんが、陸送コストの高騰、トラック輸送からのモーダルシフト及び物流のリダンダンシーの確保といった諸問題に対応するため、昨年度に引き続き、鳥取港でのコンテナ貨物取扱の可能性を探る内航コンテナ試験輸送を10月16日に行います。
試験輸送の概要
井本商運(株)の既存航路(敦賀港−大竹港)を活用して、鳥取港、博多港に途中寄港します。予め、大竹港から鳥取港へ空コンテナを一括回送(10月5日実施済み)後、鳥取港発の輸出貨物を博多港で外航航路にトランシップ(積替え)し、仕向け地(主に東南アジア方面)へ試験輸送します。また本試験輸送の実施において、鳥取県は、博多港ふ頭(株)とも連携しています。参加荷主企業様が「博多港コンテナ物流トライアル推進事業(※)」を利用し、輸送費用について助成を受けることができます。
tottorikou_container.pdf
試験輸送の検証と今後の対応について
コンテナ試験輸送の結果を基に、博多港での外航船積込みまでのリードタイム、輸送品質の確認及び鳥取港での定期航路化に向けた課題整理及び対応策の検討を行います。
また、鳥取港振興会(会長:鳥取市長)が中心となり、鳥取港背後の企業だけでなく山陰東部地区まで広域的なポートセールスを行い、物量の確保に努めます。
さらに、船社に対しては、鳥取港へのコンテナ船の定期寄港要請を継続して行います。