小学生を対象としたウニ授業プログラムが始まります
2022年07月01日提供 資料提供
提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課
担当/係名:漁業調整担当
電話番号:0857-26-7339
FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 漁業調整課 (0857-26-7339)
鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう海の魅力や問題を伝えることを目的として、小学生を対象とした「ウニに触れ、ウニを学び、海について考える」ウニ授業プログラムを下記のとおり開始します。同プログラムは、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海の問題について学び、体験し、考えていくものです。
なお、この取組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
記
日時
7月7日(木)午前10時半〜12時
場所
湯梨浜町立泊小学校(東伯郡湯梨浜町泊280)
対象
湯梨浜町立泊小学校5年生15人
内容
(1)ウニについての学習
1)ウニって困る
2)ウニってかわいそう
3)ウニってすごい
4)ウニっておいしい
5)ウニって楽しみ
(2)ウニを通じ、海の課題、漁業の課題について整理し、夏休みの漁港での特別イベント、2学期以降の学習につなげる。
今後の展開(予定)
夏休みに、同小学校希望者を対象とした漁港での特別授業を行い、2学期には学校でウニの飼育に挑戦する。
(参考)鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画
1 ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
(1)7月18日(海の日) プロジェクトのキックオフイベント
賀露港において、豊かな海の再生に向けたメッセージ発信、ヒラメの放流、ウニの観察・試食、漁業者や専門家等のトークセッション等を行う。
(2)青谷高校
5月24日:ウニ学習プログラム開始(磯焼けやウニの生態について学習)
6月28日:補足学習
7月12日:ウニ被害現地調査
2学期:漁港での学習イベント、ウニの飼育等
(3)泊小学校
7月7日:ウニ学習プログラム開始
夏休み:漁港での学習イベント
2学期:ウニの飼育等
2 ウニ新メニュー開発
(1)5月以降料理人による検討会開催
6月28日の検討会では、様々なジャンルの6人の料理人によるムラサキウニメニュー試作品の試食検討会を開催。
(2)7月18日のプロジェクトキックオフイベントにおいて、開発中のメニューを試食提供。
(3)秋には完成したメニューを県内協力店でフェアとして展開予定。学校給食での提供も検討中。
<団体概要>
団体名称:鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会 (一般社団法人海と食文化フォーラム)
活動内容:鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp