とっとりの松原再生プロジェクトによる「松露」（ショウロ）発生に向けた環境整備

「松露※」の復活をキーワードに、白砂青松をイメージしたとっとりの松原再生に向け、平成
27年度から鳥取大学の協力のもと、地元住民等との協働作業による環境整備を進めており、近年
「松露」の発生が確認できるようになりました。今回は下記のとおり13回目の作業を行い、発生状
況を確認します。
※「松露」とは、直径2〜3センチの球形をしたクロマツの根と共生するキノコ。古くから珍重さ
れ、天然の「松露」は高級なものとされています（以前の松林では普通に見ることができまし
た）。

とっとりの松原再生プロジェクトによる「松露」（ショウロ）発生に向けた環境整備

10月22日（日）　午前9時〜午前10時30分（予定） ※小雨決行、雨天中止(午前7時判断)、集合時間は午
前8時50分

鳥取市浜坂地内　※別紙計画位置図のとおり

（1）概要説明
（2）現地作業
○枝打ち・除草・表土攪拌・砂地の露出
○松露胞子液の散布

浜坂財産管理委員会の皆様、鳥取県職員　合計15名程度

鳥取県

少雨決行としますが、荒天の場合は中止とします。
※当日の実施・中止の判断結果については、下記「当日の連絡先」へお問い合わせください。

鳥取県農林水産部森林・林業振興局 森林づくり推進課 古久保 公用携帯080-6324-7690

従来、県内の海岸松林は、隣接する住宅・農地・道路等を飛砂・風害・潮害から守るとともに、高
級食材の松露が繁茂する場として地域住民の生活と深く関わってきました。しかし、近年の松くい
虫被害等により松林が衰退し、林床にも草木が繁茂し、松露が生える環境がなくなりつつありま
す。そこで、松露研究の第一人者である鳥取大学農学部霜村典宏教授の指導のもと、地域住民
等と協働で海岸松林の環境整備を行うことにより、地域とともにある健全な松原の再生と地域特産
「松露」を目指すものです。