(1)先週金曜日以降の死亡・重症事例(死亡0件、重症0件)→今年度累計 死亡3件、重症24件
(2)今年度(4月3日〜9月3日)の搬送状況 ※( )は昨年同期
○救急搬送人員数 611人(509人)
・世代別 高齢者374人(302人)、成人158人(141人)、少年75人(63人)、乳幼児4人(2人)
・症状別 死亡3人(1人)、重症24人(13人)、中等症245人(228人)、軽症338人(262人)、その他1人(5人)
(3)先週1週間(8月28日〜9月3日)の搬送状況 ※( )は昨年同期
○救急搬送人員数 30人(7人)
・世代別 高齢者14人(5人)、成人8人(1人)、少年8人(1人)、乳幼児0人(0人)
・症状別 死亡0人(0人)、重症0人(0人)、中等症15人(4人)、軽症15人(3人)
・9月に入っても熱中症の疑いで搬送される方がおられ、その人数は昨年同期を上回っています。
朝晩は涼しくなってきましたが、来週も例年より暑い日が続くことが予測されていますので、自分の身を守り、家族や周囲の命を守るため、熱中症対策を心がけてください。
・高齢の方が日中に1人で屋外に出られて熱中症になり、発見が遅れて死亡・重症化する事例が相次いでいます。
高齢になると温度に対する感覚が弱くなり、自覚症状が現れないうちに熱中症になる危険があります。
特に高齢の方は暑い時間帯の外出をできるだけ避け、周囲の方も意識的に声かけを行うようにしましょう。
・こまめな水分・塩分補給を行うとともに、適度な休憩を心がけましょう。
・屋内にいても熱中症で救急搬送される事例が多くあります。昼夜を問わず、エアコンや扇風機を上手に使用して室温調節し、こまめに水分補給しましょう。
・体調がすぐれないときは、家族や近所の方にそばにいてもらいましょう。
・疲れや睡眠不足、朝食抜きは熱中症になりやすくなるので、日頃から健康管理を心がけましょう。
・無理のない範囲で軽い運動や入浴で意識して汗をかき、体を暑さに慣れさせましょう。