県政一般・報道提供資料

保育園における感染性胃腸炎の集団発生について

2021年12月27日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症担当 
電話番号:0859-31-9317  FAX番号:0859-31-9317

内容

12月27日(月)、米子市内の保育園から西部総合事務所米子保健所に「多数の園児に下痢・嘔吐の症状が発生しており、有症状者の一部からノロウイルスが検出されている。」との報告があった。

患者の発生状況(12月27日(月)午後1時現在)

区  分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園 児
143名
14名
13名
職 員
26名
0名
0名
   
名:社会福祉法人みその児童福祉会 米子聖園マリア園 (米子市東倉吉町142番地)
   代表者名:園長 上鈴 小百合(うえすず さゆり)
   主な症状:嘔吐・下痢 ※重症者なし
   初発日:12月24日(金)
  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。
※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

(1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続

 <感染性胃腸炎(5類感染症)>
○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。
○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。
○鳥取県感染症流行情報第50週(12月13日〜12月19日)によると、感染性胃腸炎は、東部地区では散発、中部地区及び西部地区ではやや流行しています。

 <各施設における予防対策>
○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。
○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。
○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋を使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。
○手すり、ドアノブ、汚染衣服等の消毒を行うこと。
○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。

※この資料は、米子市政記者クラブにも提供しています。


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