「総合診療医の育成・確保対策の強化に向けた意見交換会」の開催
2024年06月05日提供 資料提供
提供課等:福祉保健部健康医療局医療政策課
担当/係名:医療人材確保室医師担当
電話番号:0857-26-7195
FAX番号:0857-21-3048
中山間地域の医療機関でニーズが大きい総合診療医の育成・確保を推進するため、本年4月から県と公立病院・診療所を設置している市町が連携して、鳥取大学医学部に「総合診療医育成強化専門員」(医師)を配置しています。
この度、「専門員」と県・市町との間で、今後の育成・確保策について意見交換を行います。
記
日時
6月6日(木)午後1時30分から午後3時まで
場所
オンライン開催
主会場:鳥取県庁 第2庁舎9階 第21会議室
※報道関係の方は第21会議室へお集まりください。
出席者(予定)
県(福祉保健部健康医療局長ほか)、公立病院・診療所設置市町(鳥取市、岩美町、智頭町、大山町、南部町、日南町、日野町、江府町の各首長及び病院長等)、鳥取大学(「総合診療医育成強化専門員」ほか)
内容(予定)
1 開 会
2 挨 拶
3 議 題
(1)新規「総合診療医育成確保対策強化事業」概要説明(県)
(2)総合診療医育成強化専門員活動方針(専門員)
(3)意見交換
4 その他
5 閉 会
(総合診療医)
○新専門医制度スタート(H30〜)により、19番目の基本領域として初めて位置づけられた専門医資格。
○総合診療医は、疾患を臓器別にではなく、患者の心身から全体的に診療するアプローチを取ることから、特に中山間地域など各専門診療科医の確保が困難な地域で、臓器別アプローチでは対応が困難なケース(患者の複雑な生活背景に起因する疾患等)の診療で力を発揮するほか、自治体の保健医療施策の指導・助言など行政分野で活躍しているケースもある。
(総合診療医育成強化専門員)
大塚 裕眞(おおつか ゆうま)医師
【主なプロフィール】
H29.3 鳥取大学医学部卒業
H31.4〜R5.3 総合診療専門研修プログラムにより各医療機関で勤務
うちR4には家庭医療のメッカ、「北海道家庭医療学センター向陽台ファミリークリニック」で人材
育成も含め研修
R4年度、県内初の総合診療専門医資格を取得
R5.4 江尾診療所
R6.4 「総合診療育成強化専門員」着任
【専門員の主な業務】
○医学生や臨床研修医への教育・キャリア支援(大学等で教育)
○総合診療専攻医への指導強化・キャリア支援(中山間地域医療機関等で指導)
○県派遣医師(自治医大卒医師、鳥取大学特別養成枠卒医師)への助言(同医療機関等で助言)
○総合診療医や同専攻医の派遣に係る調整 等