県政一般・報道提供資料

企画展「初公開の大火写真帳『立ち上る鳥取市』」を開催します

2025年04月07日提供 資料提供


提供機関

提供課等:総務部公文書館   担当/係名:公文書担当 
電話番号:0857-26-8160  FAX番号:0857-22-3977

内容

 公文書館では、鳥取大火の記録を次の世代に継承するため、大火発生の4月17日に合わせて、下記のとおり鳥取大火の企画展を開催します。今年度は、令和5年に県民から寄贈を受けた写真帳『立ち上る鳥取市』及びその収録写真を中心に15点を紹介します。
 『立ち上る鳥取市』は、義援金を贈ったブラジル在住の鳥取県人に贈呈されたもので、在外県人と鳥取大火の関わりを示す貴重な資料です。また、写真帳にはこれまで知られていなかった写真が収録されています。

名称

企画展「初公開の大火写真帳『立ち上る鳥取市』」

会期

4月11日(金)から4月28日(月)まで 午前9時から午後5時まで(会期中は無休)

会場

公文書館展示コーナー 鳥取市尚徳町101 ※入場無料

資料点数

15点

内容(みどころ)

(1)鳥取大火写真帳『立ち上る鳥取市』及び所収写真【初公開】
(2)鳥取大火見舞金への礼状(寺坂鹿<てらさかしか>宛)【初公開】
(3)公文書綴り「鳥取大火ブラジル見舞金関係」

参考(1)

写真帳について
 写真帳は、八頭郡宇波(うなみ)村(現在の智頭町)出身でブラジルに移住した寺坂鹿(てらさかしか、1886〜不明)に贈呈されたものである。寺坂は昭和4(1929)年、ブラジルへ渡り、サンパウロ州リンス市でバナナ園を経営していた。
 当館が写真帳を受贈したのは、小林龍雄(こばやしたつお)氏の御遺族からである。小林龍雄氏は元鳥取県職員で、退職後「とっとり・民話を語る会」を主催し、会長を務めた。小林氏が当該写真帳を入手した経緯は不明である。

参考(2)

鳥取大火に係る近年の展示
・令和6年度「君野順三が見た鳥取大火」
・令和5年度「小学校が記録した鳥取大火」
・令和4年度「田賀久治の見た鳥取大火」
・令和3年度「鳥取大火の初公開写真」

参考(3)

鳥取大火の概要

 昭和27(1952)年4月17日午後2時55分頃、鳥取市吉方の市営動源温泉付近から出火。同日は、フェーン現象による強い南風が吹いていたため、火は瞬く間に燃え広がり、旧市街地の3分の2が焼失した。鎮火は、火災発生から約12時間後の翌18日午前3時頃であった。火災発生の原因は諸説あり、2カ月に及ぶ捜査が行われ、1千人以上の関係者が取り調べを受けたが、出火原因の特定には至らなかった。



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