県政一般・報道提供資料

とっとりウニムースフェア2025〜ウニを食べて海を守ろう!〜を開催

2025年02月14日提供 資料提供


提供機関

提供課等:農林水産部水産振興局漁業調整課   担当/係名:資源管理担当 
電話番号:0857-26-7303  FAX番号:0857-26-8131
その他関係所属 : 鳥取ブルーカーボンプロジェクト 「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会) (050-3853-9654)

内容

 鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会(委員長:鳥取県漁業協同組合 代表理事専務 大磯一清)では、現在、鳥取県沿岸全域で問題となっているムラサキウニによる食害を主な要因とする藻場衰退を切り口に、海で起きている様々な問題を学ぶことで、一人ひとりに何ができるか考え、より多くの人に行動をおこしてもらえるよう活動しています。
このたび、当プロジェクトの趣旨に賛同いただいた鳥取県東部の飲食店で、鳥取の海を守るため、漁業者がJA鳥取中央倉吉秋冬野菜部会、全農とっとり提供の野菜等で大切に育てたムラサキウニを使用したオリジナルメニューを数量限定で提供する「とっとりウニムースフェア2025」を下記のとおり開催します。
 なお、この取組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

1 日時

2月18日(火)から2月24日(月)まで

2 参加店舗

「ウニムース」を発案いただいたぎんりんグループの店舗及び趣旨に賛同いただいた鳥取県東部の飲食店 合計16店舗が参加(参加店舗の詳細は別添チラシを参照ください。)

3 趣旨

メニュー提供とあわせて、ムラサキウニによる海藻の食害など、本県の海の課題についてメッセージを発信し、県民の海への関心を高める。

4 「とっとりウニムースフェア2025」とは

使用するムラサキウニは、漁業者が「磯焼け」が進む場所から採り、JA鳥取中央倉吉秋冬野菜部会、全農とっとり提供のキャベツ、ブロッコリー等で大切に育て、素材のおいしさそのままに急速冷凍したもの。
  • 当プロジェクトでは、広く皆様にこのウニを味わっていただけるようメニュー開発を進めており、昨年度は、海陽亭等を展開するぎんりんグループに「鳥取ウニムース」を発案いただき、海の日に開催した「とっとり海のごちそう祭2023」での試食提供のほか、10月には東京で行われた「海のごちそうフェスティバル」で販売を行いました。
  • そして、今年度は、海陽亭による味の監修のもと、鳥取市青谷町の山崎醸造本舗と連携して鳥取のウニを使ったソースを開発し、「とっとり海のごちそう祭2024」での試食や11月の東京での「海のごちそうフェスティバル」にてウニソースを用いたポタージュの販売を行いました。
  • フェア開催に当たっては、「ウニムース」を各店のアイディアで発展させたオリジナルメニューを開発いただきました。また、ウニソースを使ったメニューをご賞味いただける店舗も一部あります(別添チラシ参照)。メニューの要件は、ウニと鳥取の豊かな海の恵みとコラボしたムース状のメニューで、各店の工夫で食べた人が笑顔になるメニューです。
  • 数量限定ではありますが、この期間でしか食べられない各店の海への思いとアイディアが詰まったウニムースを、ぜひこの機会にお楽しみいただきたいと思っています。

(参考)鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」年間計画

(1)ムラサキウニを切り口にしたイベント、環境学習
 ア 7月15日(海の日) 鳥取賀露港(鳥取市)にて「とっとり海のごちそう祭2024」開催
 イ 青谷高校(鳥取市)でのウニ学習プログラム
    【3年生】5月14日から、商品価値が見込めるウニを探索するため、場所や時期によるウニの身入りの違い調査を開始。結果は12月8日に第10回全国ユース環境活動発表大会中国大会(広島)で報告し、審査員特別賞を受賞。12月12日には校内発表。そして2月7日には第25回水産研究・実践活動報告会で漁業関係者へ発表。
    【2年生】地元長和瀬漁港の視察、ウニ・サザエ・ワカメを用いた調理実習などをとおして漁業の現状や課題について学習。
 ウ 泊小学校(湯梨浜町)でのウニ授業プログラム(3年生) 5月28日:小学校で生きたムラサキウニとのふれあい学習
      9月25日:地元、小浜港の波打ち際で、周辺の海中に生息するウニを含む生き物を採集して即席のアクアリウムで観察しながら、藻場に育まれる生き物の多様性や生き様を体感
      1月31日:全校児童を対象とした蓄養ウニを使った給食
(2)ウニ新メニュー開発(ウニムース、ウニ加工品であるウニソースを開発)
     ア ウニソースを作成し7月15日の海の日イベントで試食提供。11月に東京で開催されたイベントで当プロジェクトの周知と合わせて販売。
     イ 2月18日〜2月24日に県内協力店でフェアとして展開予定。

<団体概要>

団体名称:  鳥取ブルーカーボンプロジェクト「豊かな海の再生を目指して」実行委員会
     (公益財団法人 鳥取県栽培漁業協会)
活動内容:
 鳥取県漁業協同組合、鳥取県、農林中央金庫らが官民一体となり、藻場の衰退の要因となっているムラサキウニの商品化をモデルケースとした海の豊かさの啓発等により、地域とともに鳥取の豊かな海を取り戻すことを目的に活動。


日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
http://uminohi.jp

参考資料

フェアチラシ(裏面に参加店舗情報)



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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