県政一般・報道提供資料

水素製造・貯蔵・再エネ利活用についての講演〜脱炭素技術研究会水素サプライチェーンWGを開催〜

2025年02月19日提供 資料提供


提供機関

提供課等:商工労働部産業未来創造課   担当/係名:新産業創造担当 
電話番号:0857-26-7564  FAX番号:0857-26-8117

内容

県内企業等約30社で構成する水素サプライチェーンWGは、令和3年度から水素関連技術の研究開発や人材育成、県外の先進企業を招致した勉強会など開催し、県内企業の技術力向上に取り組んでいます。
このたび、トヨタの水素燃料電池等の評価を担っている株式会社エノアを招致し、水素の製造から貯蔵等の技術について講演します。

日時

2月26日(水)午前10時30分から正午まで

場所

鳥取砂丘ビジターセンター レクチャールーム(鳥取市福部町湯山2164-971)

参加者

脱炭素技術研究会(水素サプライチェーンWG)参画企業

講演内容

演題「エネルギー貯蔵としての水電解装置、および再エネ水素利活用事例

講師:株式会社エノア 取締役 須山 勝政(すやま かつまさ)氏

参考

○株式会社エノアの概要
 株式会社エノア(愛知県豊田市花本町井前150番地1)は、水素・燃料電池技術、再エネ技術、真空断熱技術の普及により地球環境の維持改善に努める企業です。同社が開発した再エネ水素蓄電システム「Hydro-Power Hub(ハイドロパワーハブ)」は、従来は廃棄されていた再エネ電力を水素ガスに代えて貯蔵し、必要な時に水素燃料電池による発電するもので、電力の再利用を実現しています。そのほか、同社の「真空断熱フレキシブルホース」は令和7年2月2日に打ち上げを行った「H3ロケット5号機」にも採用されており、燃料の液体水素や液体酸素の安全かつロスの少ない移送に貢献されています。

○脱炭素技術研究会の概要
 県内企業約130の企業による脱炭素技術研究会(R3.6設置)では、3WG(エコカー、水素サプライチェーン、TPS実装)を設置して、エコカーや水素関連技術の向上と市場参入を目指すとともに、企業ニーズが高い工場の脱炭素化に向けてTPS実装を展開している。※TPS:トヨタ生産システム
 ■分野別WG
 【水素サプライチェーンWG(30社)】将来の水素サプライチェーンを見据えた技術実証プロジェクトの検討
 【エコカーWG(53社)】アルミ・マグネシウム等のEV等向けの新素材開発研究や、EVなどのエコカー市場参入に向けた電装品等の実証プロジェクトの実施
 【TPS実装WG(46社)】県内製造業のTPS実装により、収益改善とCO2削減の両立手法を確立するための人材育成の実施


最後に本ページの担当課
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