令和7年漁期のズワイガニ水揚状況
2026年04月06日提供 資料提供

提供課等:鳥取海区漁業調整委員会鳥取海区漁業調整委員会事務局
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令和8年2月末現在(令和7年11月6日から令和8年2月28日まで)のズワイガニ水揚状況を報告します。
記
概況
(1) 今漁期(R7.11.6〜R8.3.20)は、沖合底びき網漁船23隻が操業し、漁期中の延べ入港隻数は871隻(前年比116%)だった。
(2) 今漁期のズワイガニ漁は、水揚量が610トン(前年比114%)で、TAC消化率は58.8%(前漁期51.4%)となった。水揚金額は2,130百万円(前年比97%)であり、単価は3,490円/kg(前年比85%)だった。
(3)「松葉がに」は、水揚量が267トン(前年比161%)で、水揚金額は1,343百万円(前年比94%)だった。単価は5,028円/kg(前年比59%)だった。
(4)「親がに」の水揚量は318トン(前年比95%)で、水揚金額は736百万円(前年比101%)となった。単価は2,315円/kg(前年比107%)だった。
(5)「若松葉がに」の水揚量は25トン(前年比74%)で、水揚金額は50百万円(前年比92%)、単価は2,020円/kg(前年比123%)だった。
「特選とっとり松葉がに五輝星」について 【 】内は前漁期
(1) 水揚枚数132枚【158枚】、水揚金額13,405千円【10,354千円】、平均単価101,553円/枚【65,532円/枚】、値幅25,000〜1,000,000円【16,000〜600,000円】、最高値1,000,000円を除いた平均単価94,695円/枚【62,127円/枚】※平均単価は最高値を含めた額、除いた額ともに過去最高となった。
(2)鳥取県では平成27年漁期から、認定基準※を満たした高品質の松葉がにを「五輝星」としてトップブランド化。毎年の取引枚数は約100〜200枚(出現率0.01〜0.06%)で、その希少性は極めて高い。平均単価は3〜9万円と高価であり、漁業者の収入増や鳥取県産松葉がにの品質イメージ向上に寄与。
※認定基準1)甲幅13.5cm以上、2)重さ1.2kg以上、3)脚がすべてそろっている、4)色味が鮮やか、5)身が詰まっていること
まとめ
(1)ズワイガニ漁の漁獲量は、松葉がにの水揚量が大幅に増加したこともあり前年の114%と増加した。松葉がにの水揚量の増加要因として、漁業者の自主規制の強化が奏功し資源が回復傾向にあったこと、漁期前半を中心に海況に恵まれ安定的に出漁できたこと等が影響したものと推察された。また、親がにも漁業者の自主規制の強化により、安定的な水揚げがあり、前年並みの水揚げとなった。前年から大きく水揚げが減少した若松葉がにについては、今漁期、強化した漁業者の自主的規制(漁期短縮、漁獲量制限)が影響したものである。なお、国の資源評価では令和9年漁期から再び資源が減少に向かうことが予測されており、引き続き先を見据えた資源管理体制を継続していく必要性を関係者間で共有している。
(2)水揚量が多くなった松葉がにの単価安が影響し、水揚金額は21.3億円と前年より減少した。今漁期、石川、福井、京都、兵庫、鳥取の5つの府県の漁業関係者や行政の担当者などで「日本海ズワイガニ五府県PR協議会」を立ち上げ、「日本海の蟹守人(かにもりびと)」をキャッチコピーにPRを開始しており、今後は資源管理だけでなく販売面に関しても関係府県で連携を強化していく。

集計結果(令和7年11月6日から令和8年3月20日まで)