【注意喚起】太陽光発電設備の無料点検を持ちかける点検商法に注意

　住宅用太陽光発電設備について、行政機関から委託を受けたとかたる県外業者が自宅を訪問して設備の無料点検を持ちかける点検商法に関する相談が相次いでいます。また、実際に点検をきっかけに高額な契約を結ばされそうになった事案も発生しています。
　行政機関では一般住宅の太陽光発電設備の点検業務を外部業者に委託や依頼をしていません。
　契約の際は慎重にご検討いただき、少しでも不安に思った場合は、すぐにお近くの消費生活相談窓口に御相談をお願いします。

県内において、太陽光発電設備の点検に関する以下の相談が多く寄せられています。

【相談事例】
県外業者が突然自宅に来て、消費者庁から委託を受けたと言って太陽光パネルの無料点検を持ちかけてきた。業者に「住宅用太陽光発電の保守点検が法律で義務化されている」と迫られ、その場で点検の予約を入れてしまったが、不安だ。

【ポイント】
・消費者庁のほか、「市から委託を受けた」と話している事例も確認していますが、行政機関から外部業者に一般住宅の太陽光発電設備の点検業務を委託することはありません。
・事業者の突然の訪問をきっかけに勧誘をされたり契約を急かされたりしても、その場では契約せず、慎重に判断しましょう。
・鳥取県のホームページでは、県内の住宅用太陽光発電設備の点検対応ができる事業者も紹介しています。保守点検について検討される際には御参考にしていただき、適切な事業者に御相談をお願いします。

⇒太陽光発電設備の保守点検事業者情報（脱炭素社会推進課ホームページ）　https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=269628

　・鳥取県では、消費者トラブルの相談を受け付ける消費生活相談窓口を県内全市町村に開設しています。

・局番なし188（消費者ホットライン188(イヤヤ)）におかけいただくと、お近くの消費生活相談窓口につながります。

⇒県内の消費生活相談窓口（消費生活センターホームページ）https://www.pref.tottori.lg.jp/module/526672.htm#moduleid526672