県民の生活習慣や栄養摂取の状況をまとめました
〜令和4年県民健康栄養調査及び国民健康・栄養調査結果〜
2023年07月10日提供 資料提供
提供課等:福祉保健部健康医療局健康政策課
担当/係名:健康づくり文化創造担当
電話番号:0857-26-7202
FAX番号:0857-26-8726
鳥取県及び厚生労働省が令和4年10〜12月に実施した県民健康栄養調査及び国民健康・栄養調査について、県民の調査結果を取りまとめました。調査及び結果の概要は、別添のとおりです。
記
1 調査概要
(1)調査対象者
鳥取県及び厚生労働省が無作為に抽出した県内10地区597世帯(協力者は359世帯932名)。
(2)調査項目
ア 栄養摂取状況:食品群別摂取量、エネルギー及び栄養素摂取量等
イ 身体状況:身長・体重、腹囲、血圧、服薬状況等
ウ 生活習慣:食習慣、運動習慣、休養(睡眠)、飲酒、喫煙等
(3)調査時期
令和4年10月から12月まで
2 調査結果のポイント(20歳以上の主な調査結果)
(1)65歳以上の高齢者の低栄養傾向の割合が女性では4人に1人。
・65歳以上の高齢者の低栄養傾向の割合は、男性11.7%、女性26.0%。(24頁)
・60歳以上の高齢者のたんぱく質エネルギー比率(※)が15%未満の者は、男性47.5%、女性38.1%。(27頁) ※たんぱく質からのエネルギー摂取割合
(2)食塩や野菜の摂取量は、県の目標(令和5年度時点で食塩摂取量8g未満、野菜摂取量350g以上)に至っていない。
・20歳以上の食塩摂取量の平均値は、男性10.7g、女性9.2g。(28頁)
・20歳以上の野菜摂取量の平均値は、男性302.8g、女性285.5gであり、男性では40歳代、女性では30歳代で最も低く、それぞれ、259.0g、190.3g。(30頁)
(3)歩数、運動習慣者の割合は、県の目標(令和5年度時点で1日の歩数:男性8,000歩以上、女性7,000歩以上、運動習慣者の割合:30%以上)に至っていない。
・20歳以上の1日の歩数の平均値は、男性5,926歩、女性5,108歩。(36頁)
・20歳以上の運動習慣のある者(※)の割合は、男性23.0%、女性22.1%であり、男性では50歳代、女性では30歳代で最も低く、それぞれ、8.7%。6.5%。(37頁)
※運動習慣のある者:1回30分以上の運動を週2日以上実施し、1年以上継続している者
(4)睡眠による休養を十分にとれていない者(※)の割合は、県の目標(令和5年度時点で十分とれていない者の割合15%以下)に至っていない。
・男性23.2%、女性22.0%。(38頁)
※睡眠による休養が「あまりとれていない」、「まったくとれていない」と回答した者。
(5)職場や行政機関での受動喫煙の機会は減少している。
・受動喫煙の機会を有する者(現在喫煙者を除く)の割合について場所別にみると、「職場」16.8%、「飲食店」8.4%、「医療機関」3.8%、「行政機関」3.0%、「学校」2.7%。(39頁)
(6)50歳代男性では、生活習慣病のリスクを高める量(※)を飲酒している者が5人に1人。
・生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、男性12.4%、女性6.0%であり、年代別に見ると50歳代男性が22.4%で最も高かった。(40頁)
※1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g、女性20g以上の者。
3 その他
令和4年県民健康栄養調査及び国民健康・栄養調査結果の全文はとりネット(健康政策課ホームページ)に掲載。(https://www.pref.tottori.lg.jp/53803.htm)
結果の概要