県政一般・報道提供資料

東部福祉保健事務所管内におけるE型肝炎の発生

2018年03月09日提供 資料提供


提供機関

提供課等:福祉保健部東部福祉保健事務所   担当/係名:健康支援課医薬・疾病対策担当 
電話番号:0857-22-5694  FAX番号:0857-22-5669

内容

3月8日、東部管内の医療機関からE型肝炎の発生届出がありましたのでお知らせします。
なお、平成30年の本症の県内発生は1例目です。

患者の状況

項目
内容
患者
50歳代 女性
住所地鳥取市
経過
2月9日 倦怠感、発熱あり。
2月11日 医療機関受診。
2月13日 医療機関再受診、血液検査で肝機能異常あり。
2月14日 急性肝障害と診断、紹介入院。
2月28日 退院。
3月8日 検査結果判明し、E型肝炎と診断。
        ※現在、症状は軽快している。
        原因については、調査中です。

今後の対応

東部福祉保健事務所において、感染源や他の有症者の有無等について調査を行うとともに、感染拡大防止を徹底する。
※患者のプライバシーの確保に十分な配慮をお願いします。

報道機関各位におかれましては、以下の啓発についてよろしくお願いします。
○豚レバー、豚・シカ・イノシシ等の肉の生食は避け、十分に加熱してください。
○海外において、衛生状態が悪く飲用水の管理が悪い地域では、生水、氷、生肉、生野菜、果物などから感染する可能性があります。十分加熱調理してあるものを食べましょう。
○妊婦や高齢者の方は特に注意が必要です。(E型肝炎ウイルスに感染すると、劇症肝炎を発症しやすく、死亡率が高いという報告があるため)
○調理をする際、食事の前には、十分に手洗いをしてください。

参考事項

1 E型肝炎の平成30年における発生状況(平成30年3月4日現在)

                             (単位:人)
区分
平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年
全国
127
154
212
356
  303
48
鳥取県
0
0
1
5
    2
0


2 E型肝炎について
 ○本症は、E型肝炎ウイルスによる急性ウイルス性肝炎です。
 ○海外の途上国では主に生水を介した水系感染ですが、我が国では汚染された食品や動物の臓器や肉の生食による経口感染が指摘されています。
 ○ヒトからヒトへの感染は、くしゃみなどによる飛沫感染や接触による感染は報告されていませんが、輸血による感染例が報告されています。
 ○潜伏期間は平均6週間(2〜9週間)で、症状はA型肝炎と類似しています。発熱、悪心・腹痛等の消化器症状、肝腫大、肝機能の悪化(黄疸等)が現れ、大半の症例では、安静臥床により治癒しますが、まれに劇症化するケースもあります。とくに、妊婦が妊娠晩期に感染すると劇症化しやすいとの報告があります。また、高齢者ほど重症化しやすいとされています。
 ○治療方法は、現在のところ急性期の対症療法しかなく、劇症化した場合は、血漿交換、肝移植などの特殊治療が必要となります。
 ○予防には、手洗い、飲食物の加熱が重要です。


最後に本ページの担当課
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