県政一般・報道提供資料

保育園における感染性胃腸炎の集団発生について

2021年06月16日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所倉吉保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858-23-4803

内容

6月16日(水)、倉吉市内の保育園から中部総合事務所倉吉保健所に「多数の園児に嘔吐・下痢・吐き気の症状が発生しており、有症者の一部からノロウイルスが検出されている。」との報告があった。

患者発生状況(6月16日(水)午後2時現在)

区  分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園 児
95名
14名
10名
職 員
27名
0名
 0名

施 設 名:社会福祉法人うつぶき福祉会 うつぶき保育園 (倉吉市東昭和町177-1)
代表者名:園長 福井 典子(ふくい のりこ)
主な症状:嘔吐・下痢・吐き気 ※重症者なし
初 発 日:6月1日(火)
(注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。

今後の対応

(1) 施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導
(2) 園児及び職員の健康調査の継続

<感染性胃腸炎(5類感染症)>

○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。
○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。
○鳥取県感染症流行情報第22週(5月31日〜6月6日)によると、感染性胃腸炎は、東部及び中部地区ではやや流行しており、西部地区では散発しています。

<各施設における予防対策>
○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。
○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。
○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋を使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。
○手すり、ドアノブ、汚染衣服等の消毒を行うこと。
○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。

※この資料は、倉吉記者クラブにも提供しています。



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