県政一般・報道提供資料

米子保健所管内で発生した食中毒について(第2報:最終)

2025年11月21日提供 資料提供


提供機関

提供課等:西部総合事務所西部総合事務所米子保健所   担当/係名:生活安全課食品担当 
電話番号:0859-31-9340  FAX番号:0859-31-9647

内容

令和7年11月18日付けで資料提供(第1報)した和咲美による食中毒について、その後の検査の結果、患者便及び従事者便からノロウイルスが検出されたことから、これを病因物質としました。
また、調査の結果、当初判明した11月14日以外に11月15日に当該飲食店を利用した複数のグループからも下痢、嘔吐等の症状が出ていることが判明しました。新たに患者が確認され、合計患者数は11月21日正午時点で80名となりました。なお、全員が快方に向かっています。

店舗利用者及び患者

飲食店利用者
患者
11月14日
15グループ合計110名
13グループ合計106名中67
11月15日
31グループ合計117名
 4グループ合計23名中13
合計
46グループ合計227名
17グループ合計129名中80名

原因食品

原因施設が11月14日及び11月15日に調理、提供した食事(原因食品は特定できていません。)

検査結果

患者20名及び従事者1名の便からノロウイルスを検出

病因物質

ノロウイルス

食中毒予防のポイント(県民への呼びかけ)

ノロウイルスによる食中毒は、冬季を中心に1年を通じて発生しています。
(1)嘔吐、下痢などの症状があるときは、食品を直接取り扱う作業を控えましょう。
(2)トイレの後、調理や食事の前は、石けんで手をよく洗いましょう。ノロウイルスに対してアルコール消毒はあまり効果がありませんので、汚れの残りやすいところは、特に丁寧に洗うようにしましょう。
(3)加熱して調理する食品は、中心部まで火がとおるように十分に加熱しましょう。
(4)調理器具の消毒は、塩素又は熱湯での消毒が有効です。

 *この資料は米子市政記者クラブにも提供しています。


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