令和7年9月から12月に実施した中学3年生等を対象としたオンライン投票「鳥取県ちいわか総選挙」の選挙速報です。鳥取県立美術館に選挙結果を掲出するとともに、今後の同美術館の方針として採用されます。
・県立美術館の『オープンネス』の実現に向けた取組を推進するに当たり、美術館に力を入れてほしいと考えるものに、県内の中学3年生がオンラインで投票。
※オープンネス…開放性や寛容性などを表現するとともに、“誰に対しても開かれ、多様性を受け入れる”をコンセプトに、県立美術館が目指す姿を表すブランディングワード。
(1)「誰もが安心して楽しめる美術館」
・障がいのある人や高齢の方、小さな子どもがいる家族など、すべての人が安心して楽しめる美術館を目指します。
例:子どもが少しさわいでも気にしなくていい時間帯をつくる、視覚に障がいがある人のために触ってわかる展示を用意する、音が気になる人のために静かな日をつくる。
(2)「誰もが使える、開かれた場所としての美術館」
・プロのアーティストだけでなく、美術が好きな人ならだれでも自由に作品を発表できる場所にして、さまざまな表現や考え方を受け入れる美術館を目指します。
例:美術館のひろまやギャラリーを活用して、演劇や音楽イベントを開催する、中高生など若者の芸術発表の場としての活用
(3)「地域とつながり、県全体に広がる美術館」
・美術館の中だけでなく、近くの劇場や博物館と協力して、まち全体が文化や芸術にふれられる場所(アートでいっぱい)にしていきます。
例:県立博物館や米子市美術館、円形劇場くらよしフィギュアミュージアム等、県内施設とコラボして、いろいろな場所で美術や文化イベントを開催する、鳥取県のいろいろな場所でアートにふれるチャンスを増やす