令和7年度鳥取県文化功労賞及び文化奨励賞受賞者の決定
2026年01月13日提供 資料提供

提供課等:地域社会振興部文化政策課
担当/係名:企画調整担当
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鳥取県では、平成15年度から、県民文化の向上発展に資することを目的として「鳥取県文化功労賞」を設け、優れた文化芸術活動により広く文化の振興に功績のあった方を表彰しています。また、文化芸術の各分野において優れた活動を行った将来性のある新人(概ね40歳以下)を表彰し、挑戦やステップアップを後押しするため、令和4年度から「鳥取県文化奨励賞」を設けています。
今年度は、下記のとおり各表彰2名ずつ、計4名の受賞が決定しました。
記
1 受賞者について
(1)鳥取県文化功労賞(五十音順、敬称略)
氏名等 | 選考理由 |
小灘 一紀
(こなだ いっき)
(81歳)
洋画
県外在住(境港市出身) | ・日展等で数々の賞を受賞後、記紀神話をモチーフに日本文化の根源や日本人の伝統的な精神性を描き出す作品制作に取り組み、確かな技術に裏打ちされた高い芸術性によって平成29年に日展内閣総理大臣賞、令和4年に日本芸術院賞受賞の栄に輝いた。
・県外に拠点を置きつつ、故郷である鳥取県においても数多くの神話絵画企画展や講演会等を開催するほか、公共施設への作品寄贈を通じて多くの県民に鑑賞機会を提供するなど、文化芸術の普及に貢献した。
・郷里において絵画教室を主宰し、県内外で活躍する画家を育成するなど、地域における後進育成や洋画界の発展に尽力した。 |
フナイ タケヒコ
(83歳)
現代美術・絵画
鳥取市 | ・昭和43年に県内の若手作家と共に結成した前衛芸術家グループ「スペース・プラン」の中心的存在として意欲的な作品を相次ぎ発表し、そのたびに新しい表現方法で取り組むなど、時代に先駆ける表現の世界を切り開いた。
・抽象表現の可能性を探究し、県や鳥取市の美術展覧会への出品や個展開催など精力的な活動を行い、地域の現代美術の発展を牽引した。
・近年も詩人漆原正雄氏とコラボレーションした詩画集を発行するなど新たな表現への挑戦を続け、文化芸術の振興に広く貢献した。 |
(2)鳥取県文化奨励賞(五十音順、敬称略)
氏名等 | 選考理由 |
森川 道弘
(もりかわ みちひろ)
(42歳)
音楽・舞踊
米子市 | ・日本の古典芸能である「雅楽」の普及を目指す「鳳鳴雅楽会」を創設して、山陰の地に雅楽の活動拠点を築き上げ、多様な活動を通して雅楽の魅力を発信し続けている。全国各地の公演に加えて海外へも活動を広げているほか、舞が伴う「舞楽」に取り組むなど、日本の伝統音楽の分野において新生面を切り拓いている。
・県内各地において演奏会や奉納を精力的に行い、普段触れる機会の少ない「雅楽」を鑑賞する機会を県民に広く提供している。また、学校での公演や雅楽の楽器体験等を通じて若年層へ古典の魅力を伝えるなど、伝統芸能の継承や地域文化の発展に貢献している。 |
山本 隆博
(やまもと たかひろ)
(41歳)
絵画
米子市 | ・多くの作家が切磋琢磨する写実絵画の世界の中で、古写真をモチーフとした独自の表現を確立し、日本最大級の現代アートコレクションである「高橋龍太郎コレクション」に収蔵されるなど、精緻な写実表現によるリアリズムを超越した新規性が国内外で高く評価されている。
・県中部に設けたアトリエにおいて精力的に創作活動を展開し、個展やグループ展等を通じて県民に鑑賞機会を提供している。また、国内第一線の写実画家や県内作家等と交流を重ね、創作への新たな刺激を与えると共に技法や道具についてアドバイスを行うなど、県内美術文化の向上を牽引する存在として期待されている。 |
2 その他
(1)表彰式の日程等は、後日改めてお知らせします。
(2)県立美術館県民ギャラリーにおいて文化功労賞受賞者の功績を紹介する記念展を開催します。(会期:2/27〜3/4)
(3)受賞者への取材を希望される場合は、当課までお知らせください。
(参考)過去の受賞者数
(1)文化功労賞 57名(平成15年度から令和6年度)
(2)文化奨励賞 6名(令和4年度から6年度)