県政一般・報道提供資料

令和4年度地域文化功労者表彰について

2022年11月07日提供 資料提供


提供機関

提供課等:地域づくり推進部文化政策課   担当/係名:アート活性化担当 
電話番号:0857-26-7134  FAX番号:0857-26-8108
その他関係所属 : 文化財課 (0857-26-7523)

内容

このたび、令和4年度地域文化功労者表彰について、本県においては下記のとおり被表彰者が決定しました。

1 被表彰者

分野氏名年齢功績概要
芸術文化分野
(文化政策課推薦)
新倉健(にいくらけん)71歳永年にわたり、作曲家として優れた活動を行うとともに、財団法人鳥取県文化振興財団理事長等を務め、地域文化の振興に貢献している。
文化財保護分野
(文化財課推薦)
城山神社祭礼行事保存会(しろやまじんじゃさいれいぎょうじほぞんかい)永年にわたり、県指定無形民俗文化財「城山神社祭礼行事」の保存と継承に尽力し、地域文化の振興に貢献している。

2 表彰式

(1)期日  令和4年11月15日(火) 午後3時30分〜午後4時50分

(2)会場  京都府立府民ホール アルティ(京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1)
  ※表彰式の出欠(予定)
           新倉健氏 欠席
           城山神社祭礼行事保存会 欠席

<参考> 表彰の概要

1 趣旨  芸術文化の振興、文化財の保護に尽力する等、地域文化の振興に功績のあった個人及び団体に対し、その功績をたたえるもの。
2 表彰者 文部科学大臣

被表彰者の略歴及び主な功績

○芸術文化分野:新倉健(にいくらけん)
 昭和56年から鳥取大学に赴任し、教育者として多くの音楽分野の人材を育成するかたわら、鳥取県の文化事業や地元音楽団体のための作曲や編曲等を精力的に行っており、合唱オペレッタ「すいとんさん」、「ゆめくい小人」、ミュージカルコメディー「佐治谷ばなし 蟹のふんどし」など、多くの作品を作曲し上演されている。
 また、指揮者として鳥取県内の音楽活動に積極的に参加しており、鳥取大学フィルハーモニー管弦楽団、鳥取女声合唱団等、多くの楽団の指揮者を永年にわたって務め、演奏会の企画・運営等を通じて地元の団体の育成や音楽活動の推進に貢献している。
 加えて、平成14年の国民文化祭とっとりや第17回全国生涯学習フェスティバル等の文化事業において、委員や委員長等の要職を歴任、鳥取県文化振興財団の理事長を務めるなど、鳥取県の文化芸術活動に対しても多大な貢献をしている。平成13年に音楽分野において鳥取市文化賞、同18年に地域の文化振興に貢献したことに対して鳥取県教育委員会表彰、平成29年に永年の音楽活動により地域の音楽界をリードしてきたことに対して鳥取県文化功労賞知事表彰を受けている。

○文化財分野:城山神社祭礼行事保存会(しろやまじんじゃさいれいぎょうじほぞんかい)
 「城山神社祭礼行事」は、鹿野城跡内の城山神社に奉納される祭礼行事である。亀井茲矩が城主であった江戸初期には春と秋の2回行われていたが、文化10年(1813)に復活した後は、春の例祭日(4月15日前後の日曜)に行われている。2年に1度行われる神幸行列は、京都の祇園祭りを模した屋台が出ることで知られている。神幸行列はこの屋台のほか、武者行列、獅子舞、神輿が連なりバラエティに富む。この祭礼を仕切るのは「役面」という青年組織によるところにも特色がある。
 また、1月2日の初寄合から本祭りに至る役面・年行事役面のしきたりは厳格に決まっており、再興当時から変わっていない。地区ごとに決まっている提灯の紋様や羽織はかまなどの装束、甲冑等も、長い歴史と伝統を脈々と受け継いだものである。
 城山神社祭礼行事保存会は、昭和32年に県指定となって以来、今日に至るまで、当該無形民俗文化財の保存伝承活動に努力するなど、本県の文化振興に多大な貢献をしている。


最後に本ページの担当課
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