令和3年度ふるさとづくり大賞(総務大臣表彰)の受賞
2022年01月24日提供 資料提供

提供課等:地域づくり推進部中山間・地域交通局中山間地域政策課
担当/係名:中山間・まちなか振興担当
電話番号:0857-26-7129
FAX番号:0857-26-8107

総務省が実施する令和3年度ふるさとづくり大賞において、本県が推薦した「特定非営利活動法人むきばんだ応援団」が[団体表彰]を、「日南町」が[地方団体表彰]を受賞しました。
ふるさとづくり大賞とは
(1)趣旨
ふるさとづくり大賞は、全国各地で、それぞれの地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図る。
(2)実施主体
総務大臣
(3)表彰の種類
最優秀賞(内閣総理大臣賞)、優秀賞、団体表彰(民間団体等(公益法人、NPO、ボランティア団体、住民組織、企業など))、地方自治体表彰(地方自治体(地域自治区、一部事務組合、広域連合、試験研究機関を含む。))、個人表彰、奨励賞
受賞の概要
○団体表彰:特定非営利活動法人むきばんだ応援団(米子市)
1999年2月、開発事業で破壊の危機に瀕していた妻木晩田遺跡の保存を求めて、地元市民、各地の支援者により結成。同年4月の保存決定後は、遺跡の魅力発信のため様々な活動に取り組んでいる。月に一度、史跡公園のボランティアガイドの要請講座でもある市民講座「むきばんだやよい塾」を開講しているほか、遺跡周辺の植物観察を行う「むきばんだを歩く会」を開催し、参加者が撮影した写真を使って制作したカルタを小学校に寄贈するなど、遺跡の保存活用を地域と一体となって積極的に実施している。また、2020年には全国の考古学関係者の協力のもと、小学生向けに地元の自慢の遺跡の魅力を紹介するWEBサイト「全国子ども考古学教室」を立ち上げ、ふるさとの歴史文化を地域に広めるとともに、その魅力や学びを県内外に積極的に発信する取組を行っている。
○地方自治体表彰:日南町
鳥取県日南町は、人口最小県の鳥取県にあって最も高齢化率の高い自治体である。町の面積の9割を占める森林を持続可能な形として継承していくため、全国的な課題となっている林業従事者の確保・育成を目指して、2019年4月に全国初の町立林業アカデミー(各種学校)を創設した。また、持続可能な森林の循環、脱炭素の取り組みを推進し、循環型林業の根幹である新植の財源を確保するため、2013
年度より国のJ-クレジット制度に参入。地域金融機関を仲介役として、圏域における脱炭素社会の実現に向けた取組を公民が連携して取り組んでいる。
今回表彰の概要
(1)表彰件数
最優秀賞1団体、優秀賞1団体1名、団体表彰15団体、地方自治体表彰3団体、個人表彰2名、奨励賞1名 合計 20団体、4名が受賞
(2)表彰式
日 時 令和4年2月14日(月)午後2時
開催方法 オンライン形式(Webex)
近年の受賞状況(本県)
令和2年度 特定非営利活動法人森の子そだち舎(智頭町)が優秀賞を受賞。
令和元年度 境港市(水木しげるロードリニューアル事業)が地方自治体表彰を受賞。
平成30年度 リアルマック(倉吉市)が団体表彰を受賞。