県政一般・報道提供資料

鳥取県における熱中症特別警戒期間発令

2024年08月09日提供 資料提供


提供機関

提供課等:福祉保健部健康医療局健康政策課   担当/係名:健康づくり文化創造担当 
電話番号:0857-26-7861  FAX番号:26-8726

内容

鳥取県における向こう1週間の予想最高気温が35℃を超える日が、3日予測されています。
ついては、下記のとおり、県内全域に、今年度4回目の熱中症特別警戒期間を発表します。
気温が体温を超えると、汗が蒸発しづらくなり熱中症リスクがさらに高まります。
庭や畑での作業、お墓掃除やお参りなどの日課や行事の中止判断、実施時の熱中症対策が必要です。
※熱中症警戒期間については、これまで8回発表しています。

発令日

8月9日(金)

期間

8月10日(土)〜8月16日(金)終日

発令基準

鳥取地方気象台が午前11時に発表する週間予報において、県内の向こう1週間の予想最高気温で概ね35度以上の日が3日以上予想される時

 ※該当期間の予想最高気温:10日(32℃)、11日(32℃)、12日(34℃)、13日(34℃)、14日(35℃)、15日(36℃)、16日(35℃)

発令機関

鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課

熱中症(疑い含む)救急搬送者の状況

重症 17件、死亡 1件 (8月8日時点)
 ※自宅でエアコンを使用していない、畑の作業中などで発生しています
   搬送状況の概要 https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1356915.htm#itemid1356915

県民の皆様へのお願い


*昼夜を問わずエアコン等を使用してください。
*屋外では10〜15分ごとに冷所で休憩してください。
*熱中症のリスクがある時は「一人で活動しない」、リスクの高い人を「一人にさせない」ようにし、周囲の見守り・声掛けをお願いします。
*高齢者など熱中症リスクの高い方は、お墓掃除など短時間の屋外活動も控えるなど、熱中症から身を守る行動をお願いします。


<熱中症予防のための基本対策>
(1)室内を涼しく熱中症は室内でも発生します。昼夜を問わずエアコンを上手に使い、室温を適切に下げましょう。
(2)こまめな水分補給暑い日は活発に動かなくても知らずに汗をかいています。喉が渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう(制限のない方は1時間ごとにコップ一杯を目安)
(3)こまめな休憩暑さや日差しにさらされる環境で活動をするときは、こまめに休憩し、無理をしないようにしましょう。自然で涼しい場所やクールシェア・スポットを活用して涼みましょう。(クールシェア・スポット https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1166046/24_coolshare_0705.pdf
(4)日差しを避ける帽子や日傘で直射日光を避けましょう。なるべく日かげを選んで歩いたり、日かげで活動したりするようにしましょう。
(5)天気予報を確認熱中症予防に必要な情報(気温、湿度、暑さ指数(WBGT)等)を活用し十分な対策をとりましょう。

(参考)気温が体温を超える環境におけるリスク

・気温が体温より高いと熱が体から外へ移動しなくなる(熱は高いところから低いところに移動)ため、発汗が重要

 ・しかし、脱水により発汗量が少ない、又は湿度が高すぎて汗が蒸発しないと、体温の自力調節ができなくなる
 ・このような環境に高齢者など、特に熱中症リスクの高い人が、長時間暴露されているというのは極めて危険な状態
 ・ハイリスク者の屋外活動は「10〜15分ごと冷所で休憩」が基本となる
〜鳥取大学国際乾燥地研究教育機構 大谷眞二准教授の助言より〜



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

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