第2回イクボス充実度アンケート調査で鳥取県が2位にランクアップ
2020年11月04日提供 資料提供

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特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが実施した「第2回イクボス充実度アンケート調査」の結果が発表され、鳥取県が都道府県部門ランキング2位(前回3位)となりました。
記
1 第2回イクボス充実度アンケート調査(都道府県)順位
1位 三重県(前回1位)
2位 鳥取県(前回3位)
3位 広島県(前回2位)
4位 神奈川県(前回4位)
5位 愛媛県 (前回4位) 、 静岡県(前回未回答) ※前回アンケート調査:平成29年3〜5月
2 調査の概要
(1)調査名 第2回イクボス充実度アンケート調査
(2)調査主体 特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン(代表理事:安藤 哲也)
(3)調査対象
令和2年3月末までにイクボス宣言を行った都道府県(47)及び市区町村(181)の計228団体
(有効回答数:124(都道府県37・市区町村87))
(4)調査目的
イクボス宣言をした自治体の現状把握及びより効果的な支援の実現を図る。
(アンケート調査時期:令和2年3月31日〜9月30日)
(5)調査内容
・プロセス調査(宣言時期、職員研修、啓発ツール、行動計画などの環境整備)
・成果調査(男性の育児休業・休暇、有給休暇取得率、女性職員割合などの客観的数値)
(6)結果の発表
本日、主催者が運営する公式サイト「イクボスドットコム(https://ikuboss.com/)」上で発表。
3 鳥取県の評価ポイント(主催者事務局のコメント)
・イクボス推進及び浸透に必要な取組を相当に実施、内容にも独自性がある点。
・成果を上げる上で必要な取組内容が具体的であり、管理職及び採用者に占める女性比率など着実に成果として現れている点。
4 平井知事のコメント
(主催者の結果発表ニュースリリースに上位自治体からのコメントとして掲載)
図らずも高い評価をいただき、誠にありがとうございます。ここに至るまで、県民・企業など多くの皆様のご理解とご協力をいただいてきたことに、心より感謝申し上げます。
鳥取県では、育児をしながら働き続けられる職場環境づくりを担うワーク・ライフ・バランスの実践リーダー「イクボス」の推進を各職場のご賛同を得て展開してまいりますとともに、職場の女性たちの声に基づいて、職場の中核を担う年代になって突然離職することのない職場づくりに向けて、介護しながら働き続けられる「イクボス・ファミボス」に発展させながら、鳥取県独自の運動につなげております。企業の働きやすい職場環境づくりや人材確保、従業員の就業継続に向け、育児、介護休業等に関する就業規則の整備等を社会保険労務士が支援するほか、公的介護サービス等の情報提供等を実施するコーディネーターを派遣するなどの事業は好評であり、県内の「イクボス・ファミボス宣言企業」は600を超えるに至りました。
鳥取県庁では管理職全員が「イクボス・ファミボス宣言」を行い、ワーク・ライフ・バランスの確立を具体的に進めることとした結果、職員の残業は減り、育児休業を取得する男性職員は急速に上昇し3割に達しました。そして、管理職に占める女性割合も、課長以上でも部長級でも全国1位となり、「女性が輝く県」として注目されています。
これからも、イクボス運動の一翼を担い、鳥取県から新たな社会づくりに挑戦していきます。 |