県政一般・報道提供資料

倉吉保健所管内の保育施設におけるRSウイルス感染症の集団発生

2021年08月31日提供 資料提供


提供機関

提供課等:中部総合事務所中部総合事務所倉吉保健所   担当/係名:医薬・感染症対策課難病・感染症対策担当 
電話番号:0858-23-3145  FAX番号:0858-23-4803

内容

経緯

8月27日(金)、倉吉市内の保育施設から中部総合事務所倉吉保健所に「多数の園児に発熱、咳等の症状が発生しており、有症状者の一部からRSウイルスが検出されている。」との報告があった。

患者発生状況(8月27日(金)午後5時現在)

区分
在籍者数
累計患者数
現有症状者
園児
21名
17名
12名
職員
7名
0名
0名
 
  施 設 名:厚生病院院内保育所キッズルームすずかけ(倉吉市東昭和町150)
  代表者名:施設長 田中 幸代 (たなか さちよ)
  主な症状:発熱、咳、鼻汁  ※重症者なし
  発 症 日:8月20日(金) 
  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。 

※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

(1)施設での二次感染防止対策の徹底の指導
(2)園児及び職員の健康調査の継続

<RSウイルス感染症(5類感染症)>
○RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。
○通常RSウイルスに感染してから2〜8日、典型的には4〜6日間の潜伏期間を経て発熱、咳、鼻汁などの症状が数日続きますが、数日〜1週間で軽快します。
○年齢を問わず何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染します。
○乳幼児期において重症化しやすく、細気管支炎や肺炎などの下気道炎を起こします。
○高齢者においても、しばしば重症の下気道疾患を起こす原因となり、特に、長期療養施設内では集団発生に注意が必要です。
○鳥取県感染症流行情報第33週(8月16日〜8月22日)によると、全域で、患者報告数が増加し流行しています。集団発生事例も報告されています。

<RSウイルス感染症の感染予防>
○外出から戻ったときなど、こまめに手洗いをしましょう。
○感染経路はインフルエンザと同じですので、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ってください。
○症状があった場合は、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

※この資料は、倉吉政記者クラブにも提供しています。



最後に本ページの担当課
   鳥取県政策戦略本部政策戦略局広報課
  住所  〒680-8570 鳥取県鳥取市東町1丁目220
    E-mail  kouhou@pref.tottori.lg.jp

  ※提供内容については、画面上部にある「提供機関」に直接お問い合わせください。