漂着ウミガメ「タイマイ」を展示

令和7年1月9日（木）から、鳥取県立山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館（以下、当館）の展示水槽にて、昨年末に鳥取市伏野海岸に漂着し、保護したウミガメの仲間「タイマイ」の展示を行います。

令和7年1月9日（木）〜同年6月頃まで
※展示生物の状態によって、展示期間の変更もしくは展示を終了する場合があります。

○令和6年12月23日、鳥取市伏野海岸で漂着しているところを保護され、「とっとり賀露かにっこ館」にて一時保護。
○26日、当館に引き渡され、予備水槽において経過観察。
○ウミガメに付いていたタグから、調査の結果、韓国の水族館で産まれ、令和6年10月15日に放流された個体であることが判明。
○餌を食べるようになるまでの回復が確認されたため、令和7年1月9日から当館の最も広い展示水槽で保護を兼ねた展示を行います。

○自然講座の開催
3月1日（土）に当館で、ウミガメを含む対馬暖流に乗ってやってくる海洋生物の理解を深める自然講座を開催します。
○ウミガメ放流会の開催
水温が十分に高くなる6月頃を目途に、岩美町牧谷海水浴場でウミガメ放流会を開催します。

当館では、これまで3件、ウミガメの一時保護、放流を行いました。
・平成28年（2016年）12月3日〜平成29年（2017年）6月10日：アオウミガメ
・平成30年（2018年）11月16日〜令和元年（2019年）6月2日：アオウミガメ
・令和5年（2023年）10月7日〜令和5年（2023年）10月25日：タイマイ

　山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館　担当　小矢野
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