出土品展示により児童・生徒に地域のすばらしさを伝えます!
2021年03月02日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課
担当/係名:総務企画担当
電話番号:0857-26-7926
埋蔵文化財センターでは、学校教育との連携による出土文化財の活用を目的として、解説パネル付で校内に常設展示する取組を行っています。
今回は、鳥取市教育委員会の協力により、鳥取市立逢坂小学校に出土品展示しました。この地域は古代に気多郡(けたぐん)の郡衙(ぐんが)(郡の役所)の推定地で、学校近辺から郡衙関係の出土品が多数見つかっています。
逢坂小学校によると、この校内展示は、地域の歴史を語る証拠として児童達、そして地域の方々にも喜ばれているとのことです。
学校内展示実施事例
学校名:鳥取市立逢坂小学校
・展示物:鳥取市教育委員会所有の遺跡出土品(上原(かんばら)遺跡群出土の古代の須恵器・土師器・瓦)
・展示状況:分かりやすい説明パネル付きの展示
地域内の出土品は、児童・生徒の関心意欲を高め、効果的な学習を進めることができるうえ、ふるさとへの誇りを高める「ふるさと教育」にも繋がります。
埋蔵文化財センターでは、学校教育との連携として、この出土品の常設展示のほか、地域の出土品等を使った出前授業や出土品の貸出等を行っています。
また、地域社会との連携として、地域の出土品を地区公民館等に常設展示する取組も行っています。
※鳥取市立逢坂小学校では、この展示を使ったミニ講演会を3月4日(木)午前10時に開催予定です。
問合せ先
鳥取県埋蔵文化財センター企画研究担当中山
電話0857-27-6711
ファクシミリ0857-27-6712