「家老日記テキストデータベース」をインターネット公開します
2016年03月28日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)博物館
担当/係名:人文担当
電話番号:0857-26-8044
鳥取県立博物館では、平成16年から古文書解読ボランティアの協力を得て、また県史編さん室とも共同で(平成19年〜平成26年度)、江戸時代の「家老日記」の解読に取り組んできました。これまで約100名のボランティアに協力をいただき、「家老日記」全文の解読を終えました。
この度、その成果を広く紹介するため、当館が構築した検索型の「家老日記テキストデータベース」を、下記のとおり、鳥取県立博物館ホームページを通じてインターネット公開します。
1 「家老日記テキストデータベース」の特徴と主な機能
・「家老日記」は、鳥取藩の政務を統括した家老のもとで記録された公務日記。鳥取藩政を知るうえで最も基礎となる資料。鳥取県立博物館が所蔵し、1655(明暦元)年から1870(明治3)年までが、ほぼ年次をおって伝存。
・平成16年度から鳥取県立博物館で活動を開始した「古文書解読ボランティア」と「県史編さん室協力員(古文書解読)」による解読成果の一部をデータベース化。
・鳥取県立博物館のホームページを通じてインターネット公開し、学校の地域学習から一般の歴史・民俗研究まで、広く活用していただけるようにした公開型データベース
・「家老日記」の本文を一日ごとに閲覧でき、キーワード検索も可能。
2 データ
・対象となる期間は、1840(天保11年)から1868(慶応4年4月)までの28年間分(約1000万文字)です。
・今後、校訂が完了したテキストデータの追加登録・公開を随時行う。
3 利用方法(アクセス方法) 詳細は別紙を参照
鳥取県立博物館ホームページ(http://www.pref.tottori.jp/museum/homepage.htm)
「収蔵資料・刊行物」ボタン→「データベース」→「収集資料データべース」→「歴史・民俗」ボタン→「鳥取藩政資料家老日記を閲覧する」→検索画面→詳細画面
4 閲覧・検索機能
・年月日を選択して、一日単位で本文を閲覧
・キーワード入力による検索
5 公開日時
平成28年3月30日(水)午後1時
6 その他
県域のデータを有する江戸時代のテキストデータベースのインターネット公開は、全国初。