【鳥取湖陵高等学校】好適環境水-The 3rd Water-を用いた実験について
海の魚と川の魚が同じ水槽で育つ!
2020年02月28日提供 資料提供
提供課等:教育委員会(事務局)教育総務課
担当/係名:総務企画担当
電話番号:0857-26-7926
本校では、専門学科(農業)と共通教科(理科)の授業で、「浸透圧」をテーマに相互乗り入れ(連携)をした授業を実践しています。
その一環で、岡山理科大学山本俊政准教授に講義をしていただいたところ、生徒は好適環境水の意外性や可能性について大変興味を持ちました。
そこで今回、生徒の学びの意欲を一層高めるために、実際に好適環境水で海の魚と川の魚を一つの水槽内で育てると同時に、野菜を栽培する取組みを始めましたので、資料提供させていただきます。
なお、高等学校では全国初の取組みです。
記
1水槽の設置
令和2年3月3日(火)午後・事務室前に設置
2水槽内の生物
淡水魚(エンゼルフィッシュ) 海水魚(ハイブリットハタ)他
3生徒の反応
・好適環境水は自分の今までの概念を覆し、淡水魚と海水魚が共存できることや、海がない国でも養殖できることにも興味がわいた。
・好適環境水で栽培するスイカと砂丘の海藻を利用して栽培するスイカのどちらが甘く、成長が早くできるのかが気になります。
・今後の農業にアクアポニックスが役立つと思った。
4その他
・水槽内の海水魚から発生した窒素分をろ過し、農業学科で生産している野菜の肥料分として活用していくアクアポニックスの研究を今後進めていく予定です。